外国為替証拠金取引
JIROの独断的日記
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2010年12月15日(水) 更新せずに、失礼致しました。特に何かあった訳ではありません。

◆心身ともに異常はないのですが、寝てしまいました。

私は日頃、夜更かしを趣味としているような人間でして、通常は3時間か4時間睡眠で平気

なのですが、それが続くと、やはり身体が休息を求めるらしく、どうにも睡魔に勝てなくなる日が

数日続くことがあります。一昨日は、まだ何とか音楽を載せましたが、昨日(15日)は、

どうしようもなく、寝てしまいました。

ということで、風邪やインフレエンザ、又は感染性大腸炎やウイルス性食中毒に

罹ったのでも、持病のうつ病が急激に悪化したのでもありません。

失礼しました。


◆子供の受験に際して、会社から借金をした話を書こうとしたのです。

実は、上の段落に書いた事が全てではなく、書こうかなというテーマはあったのです。

ただ、書き方が難しい。


一浪中の愚息の大学受験に備えて、会社の「共済会」(会社によって名称が異なると

思います)から、借金をしたのです。

受験料は大したことがありませんが、万が一、何処かに合格した場合、数日内に

入学金などを振り込まないと、合格が取消になってしまいますが、手許のおカネ

ではやや、心許ない。仕方がないから○百万を借りました。

ということなのです。大した話ではないのです。教育ローンを組んでいる人は珍しく

ありません。というか、それが普通なのも分かっています。

分かっているのですが、要するに「借金」です。あまり気持ちの良いことではない。


私と同年配以上の方は覚えておられるでしょうが、故・田中角栄元首相の秘書で、

やはり、既に故人となりましたが、早坂茂三という人がいる。

早坂氏が角栄の事を書いた、「オヤジとわたし 田中角栄との23年」という本があります。

田中角栄も早坂茂三 も、真っ先に思い浮かぶのは「金権政治」。

生理的に拒絶反応をお持ちの方がいらっしゃると思います。

私も、積極的に尊敬しませんが、この早坂というオッサンや彼が引用する角栄の言葉には、

ふと、考えさせられるものが、けっこうあるのです。

その一つに、これは早坂氏自身の言葉ですが、

生来の悪党を除いたら、人に金を貸してくれと頼むときほど、辛い、切ないことはない。

というのがあります。

尤も、ここで早坂氏が描いているのは、金融機関でローンを組む、というような状況ではなく、

親類縁者や、友人・知人の家を訪ねて、おカネを無心する、というシチュエーションだと思いますが、

ローンだろうが、会社の共済会貸付だろうが、「借金」には変わりはない。

誠に、早坂氏の言うことは正しい・・・・。


そういうことを書こうかな、と思っていたのですが、今は時代が変わっています。


長年の不況で収入が減っている。どうしても借金せざるを得ない人が増えている。

しかし銀行はなかなか、貸してくれない。今までならば最後のよりどころとした消費者金融があったのですが、

改正貸金業法が今年の6月18日に施行され、年収の3分の1を超える借入が出来なくなりました。

本来、これは多重債務者を増やさないように、という目的に基づく法改正なのですが、

本当にとりあえずおカネが必要な場合でも専業主婦など収入のない方は

借りることが難しくなっているという影響が出ています。

こういう人の中には、仕方なく闇金融を利用せざるを得ない人も、大勢いる。


そのような状況を考えたらですね。

借金するのは情無いのですが、借りられない人が増えている状況で、そういうことを書いては不味いかな?

などと考えていたら、真夜中どころか3時ぐらいになってしまって、書けないまま睡魔に襲われ、

更新を断念した、と言う次第です。

書き方が難しいのです。

借金は情けないけど、幸い勤務先の福利・厚生制度の一環ですから、金利は低いし、

他に借金(住宅ローンですね。普通。私の年代が抱えているとしたら)はないし、

有りがたいと思わねばならぬ、ともう書いてしまいましたけど、そのように書いたら

読む方によっては不愉快だろうな、と夜中に考えはじめたのです。

そうしたら、同じ所を思考がグルグルと回転する、謂わば「思考のループ状態」に陥りました。


正直に書くと、そういうことです。

次は、もっと、まともなことを書くつもりです。悪しからず。

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