JIROの独断的日記 DiaryINDEX|past|will
◆5年前と3年前の、ちょうど逆だ。 1年で5千万件の照合を終わらせる と言ったが、自民党閣僚が年金掛け金の未納問題が発覚したり、スキャンダルが続き 7月29日の参議院選挙で、自公連立与党は大敗を喫したのである。 グラフで見ると一目瞭然。上が2007年参院選前の議席数。下が選挙後の野党の躍進ぶり、与党の失墜を雄弁に物語っている。 今日の選挙ではちょうどその逆が起きたわけだが、最終結果が出ていないのでまだグラフには出来ない。 自公連立与党と民主党でことなるのは、自公の場合、2005年の衆院選から約2年を経てからの参院選だったのにたいして、 民主党は昨年8月に政権交替したばかりなのに、それからわずか11ヶ月後の参院選で惨憺たる有り様となったことだが、 これは偶然も重なっている。参議院の任期は6年で。衆議院は4年である。途中解散もある。 今回は政権交替の衆院選から1年も経たないうちに参院選があったので、与党の凋落ぶりが目立つ。
こうなると、明日の新聞記事は読まなくても分かっていて、民主党内部では執行部の責任を問う声が ◆衆参で「ねじれ」が生じるのはむしろ好ましい。 先日書いたが、与党が衆参両院で過半数を占めると、二院制の意味がなく、与党が衆議院で可決した法案は、 国会は国権の最高機関であり、国の唯一の立法機関である。(日本国憲法第41条) し、国会議員は国家公務員であり、 すべて公務員は、全体の奉仕者であつて、一部の奉仕者ではない。 (日本国憲法第15条第2項) のであるから、地盤の利益を優先しないのはもちろんだが、自分達(国家議員)の既得権を守ることに固執するべきではない。 低金利政策下では、最終的な負担は家計に及ぶ。その状態がずっと続いている。 みんなの党がいうとおり、自分達も「生活が苦しい」という経験をしてみろ。 また、ここ数年、あまりに頻繁に総理がかわるので、全然状況が進展しない、北朝鮮拉致被害者の問題。 安倍晋三元首相が1年間で5千万件全件照合するといいながら3年経って、一体どれほどの進捗があったのか。 有権者も目先の「消費税」にムキになり、後の事を忘れてはいけない。 【読者の皆様にお願い】 是非、エンピツの投票ボタンをクリックして下さい。皆さまの投票の多さが、次の執筆の原動力になります。画面の右下にボタンがあります。よろしく御願いいたします。
2009年07月11日(土) 明日は東京都議会議員選挙ですが、私は積極的に棄権します。
JIRO
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