DiaryINDEX|past|will
2009年08月22日(土) |
【音楽】「歌謡曲」大特集。村下孝蔵、井上陽水、来生たかお。カバー含む。 |
◆以前、一度やりましたが。
私はクラシック音楽が好きですけれども、「クラシック音楽以外は聴かない」と書いたことは、一度もありません。
大衆に迎合する気はさらさらありませんが、クラシック以外でも、ただ純粋に聴いて、「あ、いいな」と思うことは当然、あります。
どうして?というのは愚問でして、好きに理由は無いですよね。自分でもわかりませんね。好きだから好きなんですね。
以前一度こういう企画をしました。その時と、重複するものも多いのですが、井上陽水さんは初めてかも知れません。
特に理由はないです。ときどき、無性に聴きたくなることがある。それだけ。
クラシックが急に嫌いになったわけではありません(そういうことは、あり得ません)ので、
どうか、ご心配なさいませんように。
なお、今どき、「歌謡曲」という言葉は使わないと思いますが、
私はクラシック以外の音楽がどのように分類されているかしらないので、
クラシック以外の歌の総称として「歌謡曲」という括りにしている、とお考え下さい。
◆村下孝蔵
村下孝蔵氏は、1953年、熊本県生まれのシンガー・ソング・ライターですが、1999年、高血圧性脳内出血の為夭逝なさった方です。
詳しい経歴は書きませんが、この方、ピアノの調律師をやっていたとのことで、関係があるかどうかわかりませんが、
非常に音程が良いのと、良い声をしておられます。
メロディーは勿論美しいけれども、それに加えて、それぞれの歌の歌詞をよく聴いて頂きたいのです。
すごく繊細な感受性の持ち主だと思います。私のように散文的な人間には絶対に書けない詩です。
村下孝蔵 初恋
http://www.youtube.com/watch?v=GFjLUJUL9xY&feature=related
これをカバーしている人、前回も書きましたが、こんなにいるんですね。
その中で、
島谷ひとみ 初恋
http://www.youtube.com/watch?v=l72A05ox9Hk
もう一曲、「踊り子」。この歌の歌詞のデリカシーが凄いと思うんです。
村下孝蔵 踊り子
http://www.youtube.com/watch?v=naRutIIc_DI
「初恋」にひけを取らぬ良い歌だと思うのですが、上手い人じゃないとカバーできない(「初恋」も同様ですが)。
「踊り子」をカバーしているので私が知っているのは中森明菜だけ。
中森明菜 「踊り子」
http://www.youtube.com/watch?v=cBycjxSFWLQ&feature=PlayList&p=C83CECB76DE79637&index=37
村下孝蔵さんのロマンチシズムが何とも言えません。男の方がロマンチストだ、
なんてよく言いますが、女性読者におこられちゃうけど、ホントにそうだな、と思います。
◆井上陽水
この人はちょっとかわってますけど、声がいいですよね。そして不思議な感性をお持ちです。
自分で歌うときには、日本語の発音に何とも独特のクセがありますが、それがまた、井上陽水たる所以になっています。
井上陽水 飾りじゃないのよ涙は
http://www.youtube.com/watch?v=WyuN8YqSeYc
飾りじゃないのよ涙は・・・中森明菜
http://www.youtube.com/watch?v=UALp9YJHQvs
そもそもこの曲は中森明菜の10枚目のシングルとして井上陽水氏が作詞・作曲したのでした。
それを陽水さんが、セルフカバーしたのですね。
井上陽水/いっそセレナーデ
http://www.youtube.com/watch?v=mA5jHKXqgCA
1984年、私が社会人になった年にリリースされた歌です。
井上陽水さんはこの頃ワインレッドの心など、立て続けにヒットしまして、
それらを自演したのが、9.5 カラット というCDに収録されており、
四半世紀を経た今でも売れているようです。
◆来生(きすぎ)たかお
結局、私は、クラシック以外の歌では来生たかおさんを一番聴いているかもしれません。
姉上が作詞で弟さんが作曲。良いコンビなのですが、ものすごく失礼なことを敢えて書くと、
来生さん姉弟って、見た目は全然かっこよくないのです。何か、モソーっとした感じの方。
そういう方がいざ詞を書き、歌を歌うと実にロマンティックです。
人間、ちょっと見ただけじゃ、分からないんですよ。
中森明菜 スローモーション
http://www.youtube.com/watch?v=p42HHQEpVYQ
中森明菜のデビュー曲です。これほど良い歌なのにあまり売れず、次の「少女A」で中森明菜はブレイクしましたが、
本人は来生さんの歌が好きで、3曲目はまたバラード調の「セカンド・ラブ」を書いてもらってますし、
初期の頃、暫くは来生さんの曲をかなり歌っていますね。
これを作曲者が歌います。
来生たかお − スローモーション
http://www.youtube.com/watch?v=_RQ0oNqzmrw
中森明菜 - セカンド・ラブ
http://www.youtube.com/watch?v=_bxnp5mFiFI
前述のとおり、中森明菜の3枚目のシングルは、また来生さんが書きました。
来生たかお セカンドラブ
http://www.youtube.com/watch?v=8j2ncrPfSlY&feature=PlayList&p=E8FFD6C8D3C2FC83&index=0
来生さんの歌い方で興味深いのは、殆ど全くヴィヴラートをかけないのですね。
こういう歌では珍しいと思います。
来生たかお Duet with 中森明菜 セカンドラブ
http://www.youtube.com/watch?v=-oHtQYQPafE
だいぶ落ちついた(?)後の中森明菜のイメージ・ビデオ風になっておりますが、歌をお聴き頂きたいですね。
埋め込み不可だそうですので、恐縮ですが、リンク先でご覧下さい。
来生たかお Duet with 中森明菜 セカンドラブ(リクエストによる埋め込み無効)
セーラー服と機関銃(夢の途中) 薬師丸ひろ子
http://www.youtube.com/watch?v=tyXIdsijh4o
この曲は、「セーラー服と機関銃」という映画のエンディングでもあるのですが、ほぼ同時に来生たかおさんが、自演していて、
その時は「夢の途中」です。よく聴くと、「セーラー服〜」と「夢の途中」、若干歌詞が違います。まずは薬師丸さん。
それを来生さんが歌った「夢の途中」
夢の途中/来生たかお
http://www.youtube.com/watch?v=mav1PuUeCkA
最後です。来生さんの曲で私は大変好きなのですが、「はぐれそうな天使」
来生たかお - はぐれそうな天使
http://www.youtube.com/watch?v=IL32b0KUQh0
岡村孝子 はぐれそうな天使
http://www.youtube.com/watch?v=kpiv6K0aD5Q
岡村孝子という人は「待つわ」だけヒットした「あみん」の1人です。
「待つわ」も、後にソロ・デビューした後も大部分は自作自演ですが、
この来生さんの歌は余程きにいったのか、度々歌っています。
もうちょっと、ブレス(呼吸)に余裕が欲しいですけど。まあ、今日は五月蠅いことは抜きにしましょう
(もう「五月蠅いこと」書いちゃったけど(笑))。
お楽しみ頂けたでしょうか。
【読者の皆様にお願い】
是非、エンピツの投票ボタンをクリックして下さい。皆さまの投票の多さが、次の執筆の原動力になります。画面の右下にボタンがあります。よろしく御願いいたします。
2006年08月22日(火) 「漁船銃撃・死亡の盛田さん、告別式」この事件が起きてから首相・官房長官ともに全く声明・談話無しはいくら何でもひどいだろう。
2005年08月22日(月) 堀江などニュースにするな。バカマスコミ。
2003年08月22日(金) 「<自殺>薬物使用が11年前の5倍 多い処方薬使用」 そんなの医者にはどうしようもないよ。