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JIROの独断的日記
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2009年05月02日(土) 東京で、「ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン『熱狂の日』音楽祭2009」の開催中です。

◆100万人が熱狂! 史上最大のクラシック音楽祭「ラ・フォル・ジュルネ」が開幕(4月28日18時44分配信 @ぴあ)

2007年、2008年の2年連続で来場者数100万人以上を記録した史上最大のクラシック音楽祭

「ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン『熱狂の日』音楽祭」が今年もついに開幕。

そのオープニングセレモニーが4月28日、東京・有楽町の丸ビル1階マルキューブで行われた。

フランス生まれのクラシック音楽祭「ラ・フォル・ジュルネ」は、「低価格のチケット料金」「約45分の演奏時間」

「朝から晩までコンサートのはしごが可能」「大人から子供まで楽しめる」といったカジュアルさをコンセプトにした

新しいクラシック音楽の祭典だ。2005年のゴールデンウィークの日本初開催以来、家族連れや若いカップル、

お年寄りまで老若男女大勢の人々がつめかけ、クラシック音楽のお祭りに熱狂するその光景は、

毎年ゴールデンウィークの有楽町の風物詩となっている。

4月28日、12時30分から行われたオープニングセレモニーは、晴天に恵まれたお昼どきということもあり、

丸ビル1階マルキューブのセレモニー会場は大勢の人で賑わった。セレモニーのミニコンサートでは、

東京都交響楽団メンバーによる金管五重奏「東京メトロポリタン・ブラス」が登場し、

今年の音楽祭テーマ「バッハ」にちなんで、「G線上のアリア」「イタリア協奏曲」などのバッハ作品をブラスアレンジで披露。

会場を囲んだ観客から大きな拍手を浴びて、音楽祭の幕開けを華やかに彩った。


◆「ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン『熱狂の日』音楽祭2009」とは?

これはですね。上の記事で概略は分かりますけど、私も詳しくないので、アンチョコ丸写しですが、

一応もう少し説明を書き加えます(公式サイトに書いてありますけど)。

「ラ・フォル・ジュルネ」とは、
フランス北西部の港町ナントで、1995年に誕生したクラシック音楽祭。

クラシック音楽の常識を覆すユニークなコンセプトに貫かれ、「ラ・フォル・ジュルネ(熱狂の日)」のネーミングそのまま、

ヨーロッパの数ある音楽祭の中でもっともエキサイティングな展開を見せている。

毎年テーマとなる作曲家またはジャンルを設定し、会場となるナント市のコンベンションセンター

「シテ・デ・コングレ」では、朝から晩まで9つの会場で同時併行的に45分間のコンサートが、5日間で約300公演繰り広げられる。

演奏者は、旬の若手やビッグネームがずらりと並び、しかも、アーティスティック・ディレクター、

ルネ・マルタン氏の「一流の演奏を低料金で提供することによって、明日のクラシック音楽を支える新しい聴衆を開拓したい」

という考えに基づき、入場料は5〜22EURO(700円〜3,000円)という驚きの低価格に抑えられている。

来場者の6割はクラシックコンサート初体験者で、またキッズプログラムも充実し子供たちも多数参加している。

2000年からポルトガル・リスボン、2002年からはスペイン・ビルバオでも開催され、いずれも大成功を収めている。

2005年からは、東京国際フォーラムで開催され、クラシック音楽界にセンセーションを巻き起こしている。

要するに、私が適当に要約しますと、

  • 元々フランスで始まった音楽祭。同じ形式で日本でも2005年からGWに丸の内で開催されている。

  • 毎年テーマとなる作曲家またはジャンルを設定(今年は「バッハとヨーロッパ」)する。

  • 低料金で、新進から一流まで国内外のプロの音楽家を聴ける。

  • 「エリア・コンサート」約100公演は全て無料。

  • 朝から晩まで、複数の会場で、同時並行的にいくつもの演奏が行われている(クラシック三昧)。

  • クラシック通というよりも、どちらかというとあまりなじみのない人、初めての人を念頭に置いている。

ということです。もっと早くからお知らせすべきでしたが、色々ニュースがあって、忘れていました。

公式サイトで、有料コンサートのタイムテーブルを見ると、

既に完売が多いのですが、国際フォーラムではなくて、丸の内周辺のロビーで開かれる

エリア・コンサートは全て無料で(それだけに余計混むかもしれませんが)

東京近郊の方で、気力と根性のある方は、行ってみても面白いのではないか、と思います。


◆地方の方は、ナクソス・ミュージック・ライブラリーで、音楽祭と同じプログラムを全部聴けます。

ナクソス・ミュージック・ライブラリーに関しては、奇しくもちょうど一年前に書きました。

2008年05月02日(金) ナクソス・ミュージック・ライブラリー(NML)のすすめ(2度目かな)。ココログ

詳しくはリンク先をお読み頂ければ分かりますが、定額制(月額税込み 1,890円)のストリーミング方式(ダウンロードは出来ない)

の音楽配信サービスです。現在、CD30,000枚分、曲数にすると44万曲以上、聴き放題というサービスです。

カラヤンとか、バーンスタインなど有名演奏家の大手レーベルのCDでは有りませんが、知られていない名演奏(家)、名曲、

珍しい曲が非常に多いです。ものすごく僭越ですが、私は言うのですから、間違いないです。

(念のためお断りしておきますが、私はナクソスとなんの利害関係も有りません)。


前置きが長くなりましたが、ナクソス・ミュージック・ライブラリーで、ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポンの有料コンサートと

同じ曲を全部聴くことが出来ます。入会すれば、他の曲も聴きたい邦題ですが、

ちょっとそこまでは、という方は、1日15分の無料体験を利用すればかなり聴けます。

ナクソス・ミュージック・ライブラリーの「ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン 聴けるプログラム」

によれば、

ナクソス・ミュージック・ライブラリーの「聴けるプログラム」とは

ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン「熱狂の日」音楽祭2009の有料公演全167で演奏される総楽曲数は600以上。

ナクソス・ミュージック・ライブラリーは、そのほとんどをカバーする録音源を有しています。

対象作品がストリーミング方式で聴き放題。全楽章とも途中で終わることなく曲の最後まで、いつでも何度でも聴くことができます。

とのこと。普通の曲は無料体験は1日15分なんですけど。無料で全曲聴ける、とかいてありますね。試しに公演番号111を左側のリストでクリックすると、

ブランデンブルグ協奏曲第3番等が聴けますね。これなら15分で聴けますね。


◆【音楽】バッハ:2台のピアノのための協奏曲 ハ短調 BWV 1060(2つのバージョンで

「ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン 聴けるプログラム」の公演番号115には、

「J.S.バッハ:2台のピアノのための協奏曲 第1番 ハ短調 BWV1060」というのがあります。これは、バッハでは珍しくないことですが、

同じ作品番号でも異なる演奏形態がありまして、どっちが先だっけなあ、ヴァイオリンとオーボエの為の協奏曲もBWV 1060なのです。

たしか、「ヴァイオリンとオーボエ〜」が先で、それを「2台のピアノのための〜」にバッハ自身が編曲したのだったと思います。

折角音楽記事ですから、このBWV 1060を両方の「バージョン」で聴いて頂きましょう。

これ、チェンバロで弾くことが多いですが、この演奏は現代のピアノで弾いています。

CDは、ピアノ協奏曲第1番、第2番、他 コチシュ、A.シフ(p)シモン&リスト音楽院管弦楽団です。

2台のピアノのための協奏曲 ハ短調 BWV 1060 第一楽章です。


Concerto in C minor for 2 keyboards, BWV 1060 1st mov



非常に真面目な演奏です。バッハのこういう曲はいじくり回す余地が無いと思います。

ベートーベンなどの古典派や、ショパンなどのロマン派を弾くときとはことなり、バッハをピアノで弾くときは、

ペダルを殆ど全く使いません。


次に、ヴァイオリンとオーボエの為の協奏曲 BWV 1060 第一楽章です。

CDは、ヴァイオリン協奏曲集 ヒラリー・ハーンです。Amazonにも有ります



Concerto for Oboe and Violin in C minor, BWV 1060



如何ですか。勿論いつも書いているように好みの問題なのですが、私は、ヴァイオリンとオーボエの方が面白いです。

繰り返しますが、これは「私の」好みです。

それでは、連休中の皆様(そうで無い方はごめんなさい)、宜しければこのような音楽でもお楽しみ下さい。

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2008年05月02日(金) ナクソス・ミュージック・ライブラリー(NML)のすすめ(2度目かな)。
2007年05月02日(水) 「憲法改正:改憲賛成51%、反対19% 毎日世論調査」←改憲賛成というからには、自分で草案を書けるのでしょうね。
2006年05月02日(火) 「旧UFJ銀ATM盗撮、裏に中国人組織…主犯格が供述」←中国人犯罪に関して、日本政府は中国政府に厳重抗議すべきである。
2005年05月02日(月) マスコミの見識 事故から1週間
2004年05月02日(日) 「<イラク>米英軍の虐待 イラク市民の反米感情あおる」 全ての国は一旦、撤退した方が良い。
2003年05月02日(金) 「<イラク戦争>戦闘作戦の終結を宣言 ブッシュ米大統領」←大量破壊兵器はどうなったんだよ?

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