JIROの独断的日記 DiaryINDEX|past|will
◆記事:<オバマ大統領>仕事ぶり評価68% 就任直後調査(1月25日20時1分配信 毎日新聞) 米ギャラップ社が24日発表した世論調査によると、オバマ米大統領の就任後の仕事ぶりを「評価する」と答えた人は68%だった。 ◆コメント:「オバマ、オバマ」と喧しい(かまびすしい)けどさ。 ギャラップというのは、アメリカの有名な世論調査会社だが、「ケネディに次ぐ」と、書いてあるところを見ると、 「アフガニスタンが安定しないのは(アメリカ式)民主主義が根付いていないからで、これを定着させれば平和になるのだ」 という、例のネオコン(ネオ・コンサーバティブ。新保守主義者)と同じ発想が含まれていることが明らかで、 その点では、アメリカは全然「Change」していない。 大きなお世話なのである。私が学生の頃、国際法の教授が 「ある民族の文化とか政治体制が出来上がるには、それなりの歴史的・民族的必然が存在していたからで、それを外から無理矢理変えようとしても、所詮無駄である」 と講義で仰った言葉を大変良く覚えている。 ブッシュ政権時代に、如何にもその考え方は正しかったことが証明された、と思った。 アフガニスタンに派兵したのは、そもそも911テロの犯人がアルカイダで、それをアフガニスタンのタリバン政権がかくまっていたから、 というのがきっかけだが、タリバン政権を倒しても、何年かかっても一向にテロは無くならない。 アメリカ人がいれば、それに対して反米テロが起きるのは当たり前で、米軍がいなくなれば、反米テロは起こしようがない。 アフガニスタンのテロは、アメリカだけを攻撃対象にしているわけではないが、アメリカが余計なことをするから、却ってややこしくなる、 ということに、オバマですらまだ気が付かないのか、と言うところに、失望した。 オバマが評価に値するかどうかは、控えめに言っても「まだ全然分からない」。 私は、アフガン増兵を主張している、と言う点だけを見ても、懐疑的である。 【読者の皆様にお願い】 是非、エンピツの投票ボタンをクリックして下さい。皆さまの投票の多さが、次の執筆の原動力になります。画面の右下にボタンがあります。よろしく御願いいたします。 【お詫び】 普段はメールを受け付けているのですが、最近、海外からのスパムメールがやたらと多いので、メールフォーム非表示にしてあります。 ココログからも、メールが送れますので、よろしければご利用下さい。
2008年01月25日(金) 「<巨額損失>仏銀大手、トレーダーの不正取引で7600億円」←どれぐらいものすごい大事件か。
JIRO
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