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JIROの独断的日記
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2008年12月27日(土) 本日のニュース雑感。/「<成田出国>ピーク」、「4人乗りスキーリフト停止」、「朝食を抜く若者、性交渉の時期早まる傾向」

◆記事:<成田出国>ピーク迎えにぎわう 正月は近場が人気(12月27日10時46分配信 毎日新聞)

年末年始を海外で過ごす人たちの出国ラッシュが27日、成田国際空港でピークを迎え、

出発ロビーはスーツケースを持った家族連れや団体客でにぎわった。

成田国際空港会社(NAA)の推計によると、この日だけで約4万4900人が海外へ向けて飛び立つ。

12月19日〜1月5日の冬休み期間中の空港利用者は約125万人で、過去最高を記録した昨年の約139万人と比べ、10%減少する見通し。

NAAは「世界的な金融危機による景気後退、消費の手控えなどが原因」としている。渡航先別でも、近場の韓国などが人気となっている。

韓国・ソウルへ出発する東京都港区の会社役員の女性(46)は

「ショッピングを楽しみたい。ウォン安の影響で、いい買い物ができると思う」と話していた。


◆コメント:このご時世でもおカネのある人はあるのですな。

記事にも書いてあるが、ウォン安だから韓国なんて安いのでしょうけれども、一家で出かけるとなればそれなりの出費です。

おカネのある所にはあるのですね。



スイマセン。正直に書くと、「嫉妬」以外の何物でもありません。

自己分析すると、私には「おカネを持っている人に対する嫉妬」と、「お正月、旅行出来る方々に対する嫉妬」があります。



私は生まれてこの方、暮れから正月にかけて「旅行した」ということが一度もありません。

実家が東京だから帰省する必要もないし、子どもの頃は親父は大晦日の12時過ぎまで仕事で、

4日から仕事が始まりますから、時間的にも精神的にも、出かけることなど、面倒で、その発想すら無かったのでしょう(おカネはあったと思いますが)。

だからお正月、海外に限らず、何処かへ泊まりにゆくという方々に対する嫉妬があります。

しかし、言い訳がましくなりますが、たとえおカネと時間があったとしても、私は暮れから正月に旅行するか、と考えると、

しないと思うのです。私にも遺伝的要素があるのか、生来の出不精で、正月ぐらい自宅でゴロゴロしたい、という心理が強い。

矛盾していますね。「じゃあ、嫉妬する必要はないじゃないか」ということになりますが、

人間の心理は、論理的には説明できないものです。「自分の出来ないことをしている楽しそうな人々に対する嫉妬」、

と書くのが一番適当かも知れません。



と、ここまで書いてから思い出しましたが、好きで正月に旅行する人ばかりではありませんね。

海外旅行は「遊び」でしょうが、「帰省」は親孝行でしょう。会社で、正月に帰省する人たちから

「君は帰省などしなくて良いから羨ましいな」と言われたことがあります。

あれは、鉄道、飛行機、クルマ、いずれの交通手段を用いても短期間で出かけ、

仕事始めの前日までには戻らなければならないから、毎年帰省する人にとっては

経済的にも、体力的にも大変なことのようですね。そう言う方々は、

「正月、自宅を離れなくても良い人間に対する嫉妬」を抱いているかもしれません。

平凡な結論に到達しますが、人それぞれ、事情があり、気持ちもそれぞれなのですよね。


◆記事:4人乗りスキーリフトが停止、40人が一時宙づり(12月27日13時10分配信 読売新聞)

27日午前11時頃、新潟県糸魚川市西飛山の「シャルマン火打スキー場」で、

全長約1400メートルの4人乗りリフトのロープが支柱の滑車から外れそうになり、リフトが自動停止した。

このトラブルで、リフトに乗っていた約40人が宙づりになったが、

スキー場職員や消防署員が約1時間半後に全員を救出した。けが人はなかった。

同スキー場はこの日がオープン初日で、多くの客が訪れていた。糸魚川署で原因を調べている。


◆コメント:こういう時、一番の悲劇は、トイレに行きたくなることです。

私は過去も書いたことがあるのですが、比較的短い時間においては、人間は食べられなくなるよりも、

(尾籠な話で恐縮ですが)出せなくなる方が苦しいのです。

首都圏ではしばしば満員の通勤電車(又は帰宅時間帯の電車)が何らかの問題により、

駅と駅の間で1時間とか2時間とか、ときにはそれ以上の時間、停車することがあります。

また、エレベーターが動かなくなり、階と階の中間で何時間も缶詰状態になる、という事故が起きます。


この時にトイレに行きたくなったら・・・、言うまでもなく悲惨です。

特に、腹が差し込んできて、トイレに駆け込みたくなったりしたら、目も当てられません。

新聞やテレビは流石に不謹慎で気の毒だから、そういうことは書きませんが、

私は、過去においてこういう状況で、どうしようもなくなってしまった(はっきり書くと失禁してしまった)例が、

絶対あると想像します(そういうことが無かったと考える方が難しい。

特に夏は、帰宅前にビールを沢山飲んで、電車に乗り込む人が多いでしょうから)。

老若男女、人で混み合っている空間で失禁するほどの生き恥はない。若い女性なんか「死んだ方がマシ」じゃないでしょうか。

電車だったら、非常レバーを用いてドアを開けて外に出る(他の電車に気をつけなければいけませんけど)しか、ありません。

エレベータだったら、もう、どうしようもありません。


「首都圏直下型地震」が起きた際の「防災対策パンフレット」の類は色々ありますが、

私が述べたようなことを書いているのを見たことがありません。非常用食料、物資の備蓄も結構ですが。

しかし、広義の「公共交通機関」が突如止まるのは地震のときばかりではない。

とにかく普段の心構えとして、エレベーターや電車、バス(長距離でトイレが付いているのは別ですが)、

今回のようなスキー場のリフト、遊園地の乗り物、etc.に乗る前は、出来るだけ用を足しておく、というのは、実は非常に大切なことなのです。

勘ぐられると嫌だから、念のため書いておきますが、私は幸い、上述したような「悲惨な結末」を経験したことはありません。


◆記事:朝食を抜く若者、性交渉の時期早まる傾向=調査(12月27日0時53分配信 ロイター)

[東京 26日 ロイター] 中学生時に朝食を取らなかった人は、朝食を取った人と比べて性交渉の時期が早く、

背景に家庭環境が影響している可能性がある。

社団法人・日本家族計画協会クリニックの北村邦夫所長は、望まない妊娠をいかに減少させるかを目的に、

16─49才の男女1500人相当を対象に今年9月に調査を実施。

中学生時に毎日朝食を取った人の初体験年齢は平均19.4才で、朝食を取らなかった人は同17.5才だった。

また母親に対して嫌悪感を持つ人の初体験年齢は平均16才、母親を気遣う人の初体験年齢は同19才だった。

北村所長は、朝食が取れない人は家庭環境に何かを抱えている可能性があるとの見方を示し、

性交渉の若年化を問題とする前にそれぞれの家庭事情を調べてみる必要があるかもしれない、と述べた。


◆コメント:この「調査」、それほど価値があるのかな。

この調査、意味があるのでしょうかね。

朝食を摂れば、性交渉(初体験)の時期が遅くなる、と。 それは、分かった。

性交渉の若年化が問題となっているのは、養えないのに、妊娠させてしまった、ということもあるでしょうが、

最大の問題は、先進国でHIV感染者が増加しているのは日本だけ、という事実で、これは恥ずかしい。

性交渉の時期が遅くなっても、HIVの知識が無いと、この問題は解決しないでしょう。



子どもに朝食を摂らせないような家庭がこの「調査結果」を読んで、突如、生活習慣を改めるとは到底思えません。

そもそも新聞を読んだりニュースを見たりしない家庭が多いのではないかと思います。

そして、性交渉の時期は早まっているのに少子化は進む、ということは、

「子どもを作る行為はしたいが、子どもを作るのは責任を伴うし面倒だから嫌だ。」ということです。

その精神が如何にも無教養で、日本がそんな程度の低い、無教養な淫乱国家になってしまったのか、と考え、

私は非常に情けない気持ちになりました。

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