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2008年03月03日(月) |
「<日銀総裁>「武藤総裁」で駆け引き激化 与党厳しい局面」←民主党は「武藤」に反対する理由を明確にせよ。 |
◆記事:<日銀総裁>「武藤総裁」で駆け引き激化 与党厳しい局面(3月3日21時20分配信 毎日新聞)
19日に任期満了が迫る日銀総裁人事で、政府が推す武藤敏郎副総裁の昇格に民主党内で不同意が強まり、
政府・与党は武藤氏提示で押し切るか、差し替えも検討するか厳しい判断を迫られている。福田康夫首相の「話し合い路線」がどこまで通用するかが試される。
「状況は首相に説明している。首相がどうするかだ。首相の手の中にある」。
自民党の大島理森国対委員長は3日夜、都内の日本料理店で民主党の山岡賢次国対委員長と会談し、
武藤氏を提示するかどうかは首相の政治判断に絞られてきていると伝えた。
これに対し、山岡氏は「党内は日銀総裁人事を協議する環境にない。当面は提示しないでほしい」と求めるにとどまった。
政府が当初、2月中旬としていた提示はずるずる遅れている。
日銀総裁の空席は避けるべきだという認識は政府・与党も民主党も共通しているが、双方とも「一発勝負」のチキンレースに追い込まれつつある。
このため自民党幹部からも「武藤氏で押し込もうというのは乱暴だ」と懸念が出始めている。
民主党の西岡武夫参院議運委員長も、3日の同委理事会で「空白を作ってはいけないので努力したい」と述べた。
首相は3日、記者団に対し「もうそろそろ決めていただかなければいけない時期に来ている。
日本の金融の総本山の責任者が決まらないのは、日本の信用にかかわる」と強調し、早期提示が可能な環境整備を与野党双方に強く促した。
首相が事態の打開のため武藤氏以外の選択肢を探っているとの観測も出てきている
◆コメント:こういうのを「政争の具にする」というのだ。
日本は世界第二の経済大国ですね。日本の経済、お金の流れをコントロールするのが日銀です。
その最高責任者が日本銀行総裁です。
マクロ経済学(国全体の経済を見る)、ミクロ経済学(家計・企業などの経済行動を分析する)に通暁しているのは当然で、
それに加えて、金融政策に関する経験を積んだ、高度な知識と判断力を持ったプロでなければなりません。
現在の福井総裁の任期は3月19日までです。二週間です。日銀総裁を任命するのは内閣ですが、衆参両院の合意を必要とします。
自民党は、現在の副総裁の武藤氏を推していますが、民主党の小沢代表は、衆議院で与党が予算案を強行採決したことに腹を立てて、
「日銀総裁人事に関して話し合う環境じゃない」といっています。
自民党の強行採決は確かに強引で許し難いのですが、だから、民主党は武藤氏に反対、というのは、
あまりにも小児的だと思います。それ以外に反対する理由があるのならば、国民に説明するべきです。
日銀総裁などという「超重要ポスト」を空席にすることなど、あってはならないことです。
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