外国為替証拠金取引
JIROの独断的日記
DiaryINDEXpastwill


2007年12月11日(火) 「年金記録、1975万件は持ち主特定困難」←「困難」なだけだろ?死ぬ気でやれよ。

◆記事1:年金記録、1975万件は持ち主特定困難(12月11日13時16分配信 読売新聞)

該当者不明の約5000万件の年金記録の約38・8%にあたる1975万件が、

社会保険庁のコンピューター上で記録の持ち主を照合する「名寄せ」作業では持ち主の特定が困難であることが、社保庁の推計で明らかになった。

中でも、社保庁による入力ミスなどが原因の945万件は、原本の紙台帳との突き合わせ作業などを行っても、持ち主が特定できない可能性があるとした。

すべての記録の持ち主を特定するという政府の公約達成は、極めて困難となった。

推計は社保庁が11日午前、自民党に示した。

それによると、社保庁が現在実施している名寄せ作業で、持ち主と結びつく可能性がある記録は、

現時点で全体の約21・6%の1100万件(約850万人分)にとどまっている。



◆記事2:年金記録「全員特定できない」と舛添厚労相、謝罪は拒否(12月11日22時0分配信 読売新聞)

舛添厚生労働相は11日、記者会見し、該当者不明の約5000万件の年金記録について、

1975万件(38・8%)が社会保険庁のコンピューター上で持ち主を探す「名寄せ」作業では、

持ち主の特定が困難であるとし、すべての記録の持ち主を特定するという政府の公約が実現不可能になったことを正式に認めた。

その中でも、同庁の入力ミスなどが原因の945万件(18.5%)は、最終的にも持ち主の確定が出来ない可能性が高く、

年金加入者・受給者が支払った保険料が年金に反映されないという事態が避けられない見通しとなった。

舛添氏は、政府が公約してきた約5000万件の年金記録の持ち主の特定について、

「作業はエンドレス(終わりがない)だ。(特定が)できないこともある」と述べた。

公約違反との指摘については、「(参院選の)選挙戦をやってきたときで、意気込みでなんとしても

(特定を)やるぞと私も安倍前首相も言った。やり方が悪かったわけではない」などと述べ、謝罪は拒否した。



◆コメント:安倍前首相が「1年で5000万件照合する」と約束したのは、5月30日

「宙に浮いた」年金記録5000万件(これが、名義不明の全てではないのだが)を「1年で照合する」と豪語したのは、

今年の5月30日、民主党・小沢代表との党首討論において、である。5月30日から本日(12月11日)まで195日しか経過していない。

安倍前首相の発言から1年後、2008年5月30日まで、まだ、171日も残っている。

要するに、まだ約束した期間の半分を少々過ぎたばかりだ。

その時点で、全件照合困難とは何事か。社会保険庁、ひいては厚労省は、もう嫌になって投げ出すのか、

この役立たずの木っ端役人ども!

記事1を読んでも、記事2の本文を読んでも、社保庁と舛添厚労相は全件照合が「困難だ」といっているだけである。

不可能だとは言っていない。つまり、出来るがやるのが面倒くさい、というだけのことだ。

それなら、やれよ。死ぬ気になってやれよ。全部お前らがいい加減な管理をしていた所為なのだから。

「困難」だから作業を止めるつもりじゃねえだろうな。ま、最初から、いつかこういうことを言うだろうと

見当は付いていたけどね。甘い。民間企業でこんなことを言ったら張り倒される。

「まだ、半年もあるのに、出来ない言い訳をする奴があるか。死んでもやれ!」

と、絶対に許されないだろう。(死んでも=死ぬ気になっての意味です。)

全く厚労省ってのは、国民の不利益になることばかり考えつく役立たずだ。

「宙に浮いた年金」は社保庁の責任だから社保庁がやるのが当たり前なのだが、私の勘では、これを例えば、

メガバンクや、野村証券とか、一番仕事がきついところで鍛えられた民間企業の人々に任せたら、

3ヶ月ぐらいで「全件照合終わりました。」ということになると思う。社保庁はまだわざと匿している資料などを

明らかにしないで、無いものは無い、で誤魔化そうとするから、こういうふざけたことを言うのだ。馬鹿野郎。



◆ベートーベン交響曲第5番「運命」より第二楽章

はい。「運命」二日目ですね。今日は第二楽章です。アンダンテ(ゆっくり)の三拍子で、最初に音を出しているのは、

ビオラとチェロ、そしてバスで伴奏しているコントラバスです。ここには、「ダダダ・ダーン」は出てきません。出てくるのは、

再生開始約1分後、23小節目、クラリネットとファゴットです。

これが盛り上がりまして、31小節目から33小節目

トランペットが一番目立ちますが「ミーソ/ドードーレー/ミーー」と吹いています。同じリズムをオーボエ、ホルン、コントラバスが奏します。

この「ドードーレー/ミーー」が「ダダダ・ダーン」を引き延ばしたものです。同じ形です。

最初のダダダ・ダーンは「ミミミ・ドー」と下がるのですが、これはファンファーレで上昇音型なんですね。

でも、最初の「ダダダ・ダーン」を使っていることは間違いありません。上手いことを考えますね。

それではどうぞ。

ダウンロード BeethovenNo5Second.mp3 (9984.8K)

【読者の皆様にお願い】

是非、エンピツの投票ボタンをクリックして下さい。得票が増えるとやる気が出ます。画面の右下にボタンがあります。よろしく御願いいたします


2006年12月11日(月) 民主党の河村たかし議員は、新宿舎について問い質した、唯一の国会議員だ。
2005年12月11日(日) みずほ証券ジェイコム株誤注文問題 東証の社長だけ辞めるのは不公平だろう。
2004年12月11日(土) 自衛隊の派遣期間延長が何故、1年間なのか
2003年12月11日(木) <イラク復興事業>日本などに限定へ 米国防総省←小泉さん、商売を取るのが目的でしたか。
2002年12月11日(水) 小柴先生も、田中さんも、凛々しかった。

JIRO |HomePage

My追加