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2007年09月16日(日) |
福田でも麻生でも良いから、自民党総裁=首相になったら、最初の仕事は衆議院の解散だ。 |
◆福田か麻生かという以前の問題だろう。
安倍晋三が週刊現代で相続税脱税をすっぱ抜かれたことが、突然の首相辞任の真相だったとは。なんともみっともない。
みっともないでは済まされない。
7月29日の参議院選挙の結果は、国民が自民党を信用していないことを極めて端的に示した。
そして、とどめを刺すように、今まで政治資金不正処理で閣僚をクビにしてきた内閣総理大臣本人が、
実は(法的には時効とはいえ)もっとも大きな不正(三億円の脱税)をしていたことが明らかになった。
自民党への不信感は、参議院選挙当時よりも、さらに低下していくことは、明らかではありませんか?
◆国民がNOといっている政党で次の総裁が誰になろうが、意味がない。
自公連立与党は衆議院では、3分の2の議席を占めていて、これは郵政民営化選挙の結果だが、
今の自民党が、2005年9月当時と同様の支持を有権者から得ているとは思われない。
だから、本当は、まず、衆議院を解散し、総選挙の結果、新与党=政権政党(それは、また自民(公明連立)に
なるかもしれないし、民主党(又は野党連合)になるかわからない)から総裁を選ぶべきなのだが、
現実は相変わらず、国民の最大級の顰蹙を買っている自民党の中から総裁を選ぼうとしている。
多分、古狸の福田が勝つだろう。が福田で気になるのは、北朝鮮拉致被害者家族に全然関心がないことだ。
皆、年金で頭が一杯かも知れないが、小泉の電撃訪朝から明日(17日)で五年になる。
官房副長官時代の安倍晋三は、拉致に関して能動的で拉致被害者家族の信認が厚かったが、首相になったら、
拉致問題どころではない、という有り様だった。
◆北朝鮮拉致被害者家族に冷たい福田
福田は5年前、小泉が訪朝し、帰国したときに、
横田めぐみさんのご両親に「めぐみさんは亡くなったそうだ。」と平然と言ってのけ、
後に帰国が実現した(つまり、生存が確認された)拉致被害者の家族が見るに見かねて、福田に対し、
「いくらなんでも、冷たすぎるじゃないですか」
と詰め寄ったところ、
「あんたらの身内は、生きていたんだからいいでしょ?早く帰って、帰って」
とひどいことを云った冷血漢である。
私たちは、すぐにわすれてしまうが、横田さんご夫妻はいまでもずっとめぐみさんを思っているであろうことは、
深く考えるまでもない。
私は、日本政府は拉致問題に関して、横田めぐみさんのご両親など、ご高齢の方々が、亡くなるのを待っているのではないか、
と思われて仕方がない。
◆結論
話が逸れたが、要するに、自民党は政党として国民から信頼されていない(信頼する奴はバカだ)。
また、優勢が伝えられる次期総裁、福田康夫は冷血漢の古狸だ、ということだ。
新総裁が最初にするべきことは、衆議院を解散して、国民の信を問うことだろう。
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