JIROの独断的日記 DiaryINDEX|past|will
◆記事:疑問感じていた−−血栓を溶かす作用のある納豆の成分「ナットウキナーゼ」を発見した須見洋行・倉敷芸術科学大教授(食品機能学)の話 納豆は1000年以上も日常的に食べられてきたが、やせるという作用は聞いたことがなかったので、本当かなと思っていた。 ◆今まで食べていなかった、カロリーのある食品を摂って痩せる訳がありません。 今日(21日)のニュースを読むと、「あるある大辞典」を見て、 「納豆さえ食っていればやせる」 と短絡した人が多いようです。 関西テレビには20日だけで、1530件も、抗議の電話が殺到したそうですが、 悪いけれど、それも少し滑稽です。 今まで食べていた物に「加えて」納豆(に限らず、少しでもカロリーがある食品)を多量に(1日に納豆2パック)食べれば、 当然、余分なカロリーを摂取することになるのですから、痩せるわけがないのは自明の理です。 (なお、「カロリーが少しでもある食品」という書き方をしたのは、「こんにゃく」のように、 「カロリーが殆ど無い食品」があるからです) 須見教授がおっしゃるとおりです。 「結果論でものを云うな」 とお叱りを受けたくないので、結果論ではない証拠に、 以前私が、2年で16キロ減量した話をご参照下さい。 そこに書いたとおり、私は、「昼飯を殆ど食べない」という、少々荒っぽい方法で痩せたのです。 但し私のダイエットは完全に我流です。医学的に安全性は保障できません。 私と同じ事をして体調を崩しても、私は責任を取りません。自己責任でどうぞ。 それを踏まえて読んでいただきたいのですが、食べながら痩せようというのは、甘いと思います。 食べて痩せたとしたら、下剤でも混入してある食品ではないかと思います。 大体、昔の日本人の食生活は、質素というか、もともとカロリーが低かったのです。 東京では、多くの家で毎朝納豆、ご飯、味噌汁と、あと少しのおかず、というぐらいのものでしょう。 納豆に体重を減らす効果が本当にあったら、昔の関東の多くの家庭では、 皆どんどんやせ細って、骨と皮だけになっていたのではないでしょうか? テレビは、昨日書いたとおり、 「視聴率の為ならば、何でもする」のですから、情報を鵜呑みにしない方が無難です。
納豆を食べても痩せないなら、食べる意味がないかというと、そんなことはありません。 ◆納豆→減量という仮説ができた理由。 納豆のデータその他は捏造だったとしても、素人がそんなことを考えつく筈がない。
2006年01月21日(土) 「米国産牛肉:再禁輸 背骨除去『検査官、認識せず』 米農務長官、不備認める」おい、アメ公。不備じゃなくて「故意」だろ?
JIRO
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