DiaryINDEX|past|will
2006年07月30日(日) |
「安倍氏が4月に靖国参拝=例大祭前、中韓反発は必至−総裁選論議に影響も」←各候補の政策を包括的に提示すべし。 |
◆記事1:安倍氏が4月に靖国参拝=例大祭前、中韓反発は必至−総裁選論議に影響も
安倍晋三官房長官が今年4月に靖国神社を参拝していたことが分かった。政府関係者が4日、明らかにした。
「ポスト小泉」の最有力候補で、官房長官として内閣の要職にある安倍氏が靖国参拝をしていたことが、中国や韓国の強い反発を呼ぶのは必至だ。
また、9月の自民党総裁選に向けた、靖国神社をめぐる論議にも影響を与えるとみられる。
政府関係者によると、安倍氏は靖国神社の春季例大祭に先立つ4月15日朝、「私的な立場」で同神社を参拝したという。(時事通信) - 8月4日7時1分更新
◆記事2:谷垣氏「消費税まず3%上げ」
谷垣禎一財務相は3日朝、ラジオ番組に出演し、自民党総裁選の政権構想に掲げた消費税率10%引き上げに関し、増税を2段階に分け、まずは現行の5%から、3%引き上げるべきだとの認識を示した。番組で谷垣氏は、増税の主な理由とする基礎年金の国庫負担率引き上げに触れ、「それだけなら(増税幅は)1、2%(の引き上げ)で足りる」と説明。
そのうえで「社会保障費が増加することを考えると、もうちょっと必要。3%くらいかなと思っている」と述べた。
(産経新聞) - 8月3日15時55分更新
◆記事3:イラク復興へ支援継続=麻生外相、マリキ首相らに表明−バグダッド入り、開戦後初
麻生太郎外相は日本時間の3日午後、イラクの首都バグダッドに入り、マリキ首相、ゼバリ外相とそれぞれ会談した。
麻生氏は「陸上自衛隊のイラク撤収後も、日本のイラク支援の立場に揺るぎはないとの強い決意だ」と表明。
航空自衛隊の輸送支援活動の拡大や、35億ドルの円借款供与による復興支援活動を継続する方針を伝えた。また、双方に早期来日を招請した。
2003年3月のイラク戦争開戦後、バグダッドを訪れた日本の閣僚は麻生外相が初めて。
麻生氏は約5時間バグダッドに滞在したが、市内の治安状況が依然厳しいことから、外務省は安全確保を優先。
同氏がバグダッドを離れるまで今回の訪問を公表しなかった。(時事通信) - 8月4日1時2分更新
◆コメント:誰がリードなどという前に、各分野の政治的思想を包括的に明らかにせよ。
言うまでもなく、自民党総裁選は公的選挙ではないが、与党党首が内閣総理大臣になるのだから、自民党員の責任は重大である。
9月8日告示、9月20日投票だそうだ。自民党員というのは、要するにそこらの商店街のおっさん、おばさん等々、一般市民であるが、気分で投票しないで頂きたいですね。
7月28日(金)に自民党関東ブロック大会が開かれて、安倍、麻生、谷垣3候補が「議論」したが、
テレビは全然取り上げないで、子殺し、親殺し、プール事故ばかり報じる。
28日の議論の大雑把な内容は、たまたま、目についたところでは毎日が自民総裁選、論戦スタート(ウェブ魚拓)に各候補の発言をまとめていて、
その後、’06総裁選でずっと特集を組んでおり、朝日、読売は、画面からすぐには分からない。
産経は「ポスト小泉」というスペースを割いているが、バカなのであてにならぬ。
冒頭にはたまたま今朝の朝刊記事から安倍晋三の靖国参拝に関する記事を取り上げた。
時事通信は「総裁選に向けた靖国神社に関する論議に影響を与えるものとみられる。」と書いていて、そんなことは当たり前だが、
私が云いたいのは、「一つ一つの発言、行動ではなくて、各々の政治家の政治的思想全体を見ろ」ということだ。
安倍晋三が断然リードだそうだが、相当危ないからね。この人は。
以前から「集団的自衛権を認めるべきだ」と言ってみたり、日本が小型核兵器を持っても良いなどと言っていたし、
つい先日は、集団的自衛権どころか先制攻撃も可、などという。当然改憲論者だ。
北朝鮮拉致問題では、小泉純一郎氏よりは、被害者家族に対して同情的だったが、かなり危険な思想を持っていることに注意するべきである。
財政再建では歳出削減といっているが、下手すると社会保障がもっと手薄になる可能性がある。
私は高校では安倍氏の後輩になるが、だからといって無条件に支持する、などという馬鹿なことはしない。
学校が同窓であることと政治家としての評価とは関係がない。
過去に何度も書いたが、政治家の評価は、そのような情緒的選択ではない。
しかし、他の候補も含めて今ひとつ政策がはっきりしない。
谷垣氏が消費税10%と、靖国参拝しない、と「明言」したのは内容はともかく、評価出来るが、それだけでは他の分野のことは分からない。
麻生太郎氏は吉田茂の孫だけあって、言うことはズバズバいうけれども、全体像がはっきりせず、集団的自衛権の行使はどうなのかというと、明言を避けている。
一つだけ述べるとすれば、憲法をどう考えているかというのは、最も綿密に精査すべき点だ、ということである。
3候補とも改憲論者で、今、「改憲」と言ったら、第9条だ。
だから、私は(元々投票権はないが)、現時点では、誰も支持しない。
2005年07月30日(土) <日航機トラブル>逆噴射不作動で着陸 子会社の整備ミス←日本人の仕事の質の低下
2004年07月30日(金) 「雅子さまは『適応障害』 病名公表、自身で決意 」説明が中途半端です。
2003年07月30日(水) 「之を知るを之を知ると為し、知らざるを知らずと為す。是れ知るなり。」 国会の議事録を見るとなかなか面白い。