JIROの独断的日記 DiaryINDEX|past|will
◆読者の方からヒントを頂いたことを予めお断りしておきます。 私は、同じ文章をエンピツ、ココログ、エキサイトブログの3カ所に掲載している(エキサイトは最近更新をサボりがちです。済みません)。 ◆Aさんの主張。 Aさんのお仕事は、マスコミ関係若しくはそれに近いという事だが、私とご本人とは勿論全く面識が無い。 「何でも、プラス思考をしていれば、世の中上手くいく(或いは世の中で上手く生きてゆける)という考え方が間違っている」 ということである。 Aさんはマスコミ関係の仕事をしておられるわけだから、当然、世の中の「問題点」を取り上げることが多い。 必然的に、今の日本が確実に悪い方へ向っていることを感じるという。 ところが世の人々は、とりあえず、毎日のメシには困らないし、特に都会に住んでいれば、なんだかんだと楽しいことがある。 しかし、楽しいことばかり考えていれば「何とかなるさ」というのは「ポジティブシンキング」(positive thinking)の勘違いではないか。 現存する世の中の問題がこのまま発展したら、如何なる深刻な事態に発展するかという「マイナス思考」も、必要だ。 以上が、私の主観に基づいて要約したAさんの思想である。 ◆全く同感である。 私もそれを考えていた。後付けではない。 3月11日の記事(官公庁の情報流出に関する文章)で私は、 「リスク・コントロールは「マイナス思考」で無ければだめだ。」 と書いた。「リスクコントロール」は日本語で「危機管理」と云う。 危機管理はマイナス思考が出来ない人間には務まらない。 考え得る最悪の状況を想定し、それでも対処できるような体制を構築するのが、「官」でも「民」でも、危機管理責任者の仕事である。 リスク・マネージャーが脳天気な楽天主義者で「あれも大丈夫だろう。こんなことも滅多に起きないから、そこまで考えなくていいよ」という人物だったら、危なくて仕方がない。 私はそのようなに考えていたので、Aさんのご意見には非常に共感を覚えた。 そして、もう少し考えているうちにあることに気づいた。
世の中には本当に、困難にぶつかっても、それを良い方向に解釈することが出来る人がいる。
2005年04月25日(月) 「中国は自国の歴史を忘れているのか?」米国人による BBCサイトへの書き込み
JIRO
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