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JIROの独断的日記
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2006年01月15日(日) 「架空の顧客で売買映像 日テレニュースでやらせ」←何度でもやるところを見ると、「業界の常識」なのでしょうね。

◆記事1:「架空の顧客で売買映像 日テレニュースでやらせ」- (1月16日13時11分更新)

 

 日本テレビは16日、昨年夏放送の「ニュースプラス1」などで、個人情報の名簿を売買する映像に、

 架空の顧客を登場させるやらせがあったことを明らかにした。

 日本テレビはやらせ映像を企画・取材した外部の制作会社との取引を中止。

 16日放送の同番組などで謝罪するとともに、社内の処分も検討している。

 問題があったのは、昨年7月6日と9月19日に同番組などで放送された名簿を売買するシーン。

 個人情報の売り買いを映像化するため、制作会社スタッフは3カ月間張り込み取材を続けた。

 しかし個人情報を購入する顧客が現れなかったため、スタッフの知人を顧客に仕立てて収録した。

 名簿を売る「名簿屋」は実在しているという。 業界関係者からの告発で、問題が発覚した。

 日本テレビ総合広報部は「視聴者の信頼を裏切る結果となり、深くおわびします。

 社内のチェック体制を強化して、再発防止に努める」としている。(共同通信)


◆記事2:【テレ朝】一難去って…「スーパーモーニング」やらせ やらせ問題、徳永アナ降板からわずか半月(ZAKZAK 2003/07/18)

 

 「スーパーモーニング」(月−金曜午前8時)のフリーリポーター(46)が道交法違反(違反ほう助)の疑いで書類送検されたやらせ問題。

 前キャスターの徳永有美アナ(27)の不倫騒動が落ち着いた矢先のトラブルで、テレ朝関係者の困惑は深い。

 最近のテレビ局はやらせ問題が連発。

 14日にも日本テレビ「ズームイン!!SUPER」のコーナーで福岡放送のやらせが発覚し、

 先月にはフジテレビ「スーパーニュース」での「最終電車」やらせ問題もあり、まさに連鎖状態だ。

 やらせ問題が出ているのは、昨年11月4日放送の特集「古都騒然!京都を騒がすギンギン族の実態」。

 撮影のため暴走行為を依頼したとして書類送検されたリポーターは京都府警交通指導課の調べや、

 社内の面接調査に「暴走を依頼した事実はない」と否認。


◆記事3:【フジ】「スーパーニュース」事実と異なる映像で安藤優子が謝罪(2002/11/26)

 

 密着100日大都会午前0時 最終電車の人々』の中で、仕事に向かうニューハーフの人たちを取り上げたが、

 このシーンは実際には午後8〜9時ごろに撮影されたものだった


◆記事4:【TBS】“やらせ特番”「ギャラクシー」受賞してた 主催者「恥ずかしい」(ZAKZAK 2004/05/06)
 

 先ごろ“やらせ”が発覚したTBS系報道特番「告白〜私がサリンを撒きました〜オウム10年目の真実」が、

 優れたテレビ番組などに贈られる「ギャラクシー賞」の月間賞(3月)を受賞していたことが6日までにわかった。

 選出はやらせ発覚前で、主催者は異例のケースに「恥ずかしい」と困惑している。



 「告白−」は地下鉄サリン事件の実行犯、林郁夫被告をめぐる再現ドラマで、3月5日に放送。

 18.7%の好視聴率を記録したが、先月下旬、番組で「刑務所で林受刑者を知る元受刑者」として証言していた男性が、

 実際は面識もなかったことが発覚し、同局社長も「不適切な表現があった」と認めた。


◆記事5:【テレ東】「事実の歪曲」テレ東が情報番組の放送打ち切り発表(2005年02月02日)

 

 テレビ東京は1日、花粉症対策を紹介した情報番組「教えて! ウルトラ実験隊」で虚偽事実が新たに見つかったとして、

 番組の放送打ち切りと常務ら関係者4人の処分を発表した。

 同日午後8時からの番組内で「ねつ造と言われてもおかしくない事実の歪曲(わいきょく)だった」と訂正とおわびの放送をした。

 処分は1日付で、犬飼佳春編成局担当常務と島川哲雄制作局長を減俸10%(1カ月)、チーフプロデューサーら2人がけん責処分。

 問題の番組は日本テレワークが制作した1月25日放送分。

 花粉症対策の「舌下減感作療法」を紹介した際

 (1)未実施の実証実験を実施したかのように偽った

 (2)治療を受けていない女性が治療を受けていたと 偽った−

 ことなどが新たに判明。

 同局によると、日本テレワークのディレクターが臨床実験中の同療法を紹介するVTRを作成した際、

 同局のプロデューサーらから質が悪いと指摘され、実証実験をしたかのように映像を作り変えたという。


◆コメント:嘘の報道が「常識」なら、報道など止めてしまえ。
 

 記事1から5までは、時系列になっていないが、いずれも過去に実際にあった出来事である。

  全てのキー局の報道番組(テレ東の場合は「情報」番組らしいが)も、

  「事実をねつ造」したことがある、という歴史的事実が一目瞭然である。

  これが、大問題にならないのが不思議である。


  うがった見方をするならば、日本テレビの「やらせ」を他のテレビ局が大きな問題にしないのは、

 「自分もやったことがあるから」だろう。

 「したことがある」で済んでいるならまだいい。

 日本テレビは以前にもヤラセがあったし、 問題の種類は若干異なるが、視聴率を操作しようとしたことが問題になった。

  しかし、あのときも、他のテレビ局は、NHKの職員が放火事件を起こしたときほどは騒がなかった。

 こういう他局の淡泊な反応を見ると、今日、日テレに関して発覚したのは、内部告発によるものだが、

 実は、他のテレビ局も、いまだに懲りずに「ヤラセ」を実行しているのではないか、と疑いたくなる。


◆コメント:報道機関としての問題の重大さは、「職員の不祥事」より、「やらせ」の方が深刻なのだ。当たり前ではないか。
 

 NHK職員の使い込みとか、放火が問題でないわけはない。しかしながら、あれは、個人の責任である。

 報道機関としての本質的な問題ではない。

 不祥事を起こす職員は、報道機関に限らず、一般の事業法人でも必ず出る。

 放火犯がいる間、NHKが嘘のニュースを流していたという事実は認められない。

 何の因果関係もないから、当たり前である。



 但し、NHKのドキュメンタリーでやらせがあったことがある。これこそ、問題である。

 同様に、他のテレビ局もお笑い番組ならともかく、曲がりなりにも「報道」というからには、真実を伝える義務・使命がある。

 報道機関が真実を伝えないのならば、もはや報道機関ではない。

 しかし、世間はこの問題を重要視しない。



 だから、各局が同じ虚偽報道を繰り返すのである。

 「視聴者など、馬鹿なものだ。どうせ、すぐ忘れるさ。」という本音が窺える。

 NHKと異なり、民放は無料で見ているから、文句を言えないと言うものではない。

 虚偽を真実といつわるぐらいなら、報道など一切止めて、ドラマと歌番組とお笑いだけ、放送するが良い。



 視聴者が、民放に制裁を加える方法はただ一つ。

 「見ない」ことである。「嘘の報道」をしたニュース番組は見ない、ということだ。

 即ち、極端に視聴率を下げることである。

 視聴率こそ、民放にとって「神の言葉」にも等しい「ご託宣」である。

 嘘の報道したら、視聴率が限りなくゼロに近づくという恐怖をテレビ局に与えない限り、同じことが続くだろう。


2005年01月15日(土) 「本田美奈子さんが緊急入院 急性骨髄性白血病」 先日彼女のCDについて書いたばかりだ。
2004年01月15日(木) <通常国会>政府、冒頭でイラク派遣一括承認へ ←暴走する政府
2003年01月15日(水) 車掌が寝坊で遅刻、7本に影響 JR山陽線姫路駅←こんなの、ロンドンでは日常茶飯事。

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