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JIROの独断的日記
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2005年07月31日(日) 「世界ウルルン滞在記」において認められる、「性善説」

◆「世界ウルルン滞在記」では、「普通の人々の善意」を見ることが出来る。だから、好きだ。

 この番組は、人間の「善意」を確認出来る、という意味で少なくとも私には貴重である。

  今週の「世界ウルルン滞在記」ではMEGUMIが、韓国済州島で海女さんの修行をしていた。

  最後は、ホームステイ(?)先の一家や、近所の海女のおばさん達がみんな集まって涙を流して別れを惜しんで泣いていた。


◆先々週の中国の人々も親切だった。

 

 先々週は中国・洛陽(北京の北西約400kmの街)に伝わる、「水席」(前菜以外は全てスープのフルコースという珍しい料理)の修行に、日本人の若いタレントの娘が挑戦した。

 別れ際は、今日と同じように、涙、涙であった。



 韓国の済州島も、中国の洛陽も、大都市から遠く離れているために、政治的な影響が弱いということは確かにあるだろう。

 また、番組を製作するに当たって、タレントがホームステイする先には、それなりの謝礼を渡していることも間違いない。

 だが、それだけでは、あの純粋な、好意に満ちた感情の発露を見ることは出来ないと思うのである。



 要するに、何を言いたいかというと、一部のマスコミがしばしば大げさに、「全ての中国人、韓国人は、日本人と見れば、憎悪をむき出しにする」(実際はそこまで書かないが、あたかもそうであるかのような印象を受ける)ように報道するのは、ミスリーディング(誤解を生じる)ではないか、ということである。

 実際に、生身の人間と人間とが顔を合わせ、たとえ言葉が通じなくとも、親切な心情が伝われば、国家間の過去の対立的歴史がどうであっても、関係ない、と私は考えている。


◆中国共産党が、人民に反日教育をしなければならないのは、放っておいたら、「反日」にならないからだ。

 

 中国は反日教育を行っているという。

 これをけしからんと考えるのは尤もだが、別の見方をすることも出来る。

 中国人が、もしも、放っておいても自然に日本人を憎悪する遺伝子を持っているなら、反日「教育」を施す必要は無いはずだ。

 中国人の自然な本性には、日本人への憎悪、偏見がないからこそ、強制的に日本人を憎むようにし向けて、中国共産党への不満を逸らすように画策しているのだ。

 中国の紀元前4世紀頃(戦国時代)思想家、孟子が唱えたように、やはり、人間の本性は善であると信じたい。


2004年07月31日(土) リコーダー(縦笛)というのは、皆が考えているような、幼稚な楽器ではない。
2003年07月31日(木) 「わずか数日でPTSD兆候 宮城地震被災者に強いストレス」 「数日」ではPTSDとは言えないが、早く専門家によるケアが必要だ。

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