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2005年01月06日(木) |
生存者への支援もさることながら、遺体の処理だけでも大変だ。 |
◆本日発売の週刊文春を見ましたか?
いつもの、週刊文春のカメラマン、宮嶋茂樹カメラマンは、写真と共に、「不肖宮嶋」などと、冗談めかした記事を書くのは、ご存じの方も多いと思うが、今回は流石に、真っ青になった様子である。無理もない。
かなり、ひどい写真なので、無理にご覧になることはないけれども、宮嶋カメラマンが取材したのは、タイ南部のリゾート地・カオラック(普通の世界地図には載っていない。Google Imageで"カオラック"で検索して、やっとどの辺りか分かった)である。
週刊文春によれば、この町は特にヨーロッパからの旅行者に人気のある観光地で、多くの高級ホテルやコテージが建ち並んでいたが、その殆どが津波に飲み込まれてしまった。 被災当時、滞在していたのは約1万人だったが、地元紙によると元旦の時点で死者の数は、3700人を超えているという。
宮嶋カメラマンによれば、「安置されている何百体もの遺体は、かろうじて性別だけは判定できるが、、顔の形も肌の色も分からないような状態」とのこと。
死体安置所にぎっしりと並んだ遺体を、わざとピントを外し気味で撮影しているが、これは、ひどい。殆どが溺死だった上に、津波に飲み込まれて、流されている間にあちこちにぶつかったものと思われ、不気味に膨らんだ上に傷だらけである。
◆これは、確かに見ただけでは、本人確認できない。
次のページには、遺体を一体ずつ写真にして掲示してある場所を撮影しているのだが、間接的に見る死体の写真がまた、目を覆いたくなるようなひどさである。私は検屍官ではないから、詳しいことは分からないが、水死体特有の・・・・とにかく、無茶苦茶なのである。
◆生存者を救うためにも遺体は早く処理しないと・・、
取材したテレビ関係者は「現地はとにかく、想像を絶する腐敗臭が充満している。」という。腐敗した遺体から、細菌が飛び散っているわけで、それを吸い込んだら、生きている人間にも良くない。
15万人もこんな状態で亡くなっているとすれば、亡くなられた方は本当にお気の毒であるが、兎に角早く、本人確認を済ませて、一刻も早く荼毘に付すしかなかろう。しかし、これほど多くの遺体を処理できるかどうか、まず、それが、最大の難関である。
昨日は、自衛隊のご活躍を祈る、と安易に書いてしまった。
それはそうなのだが、何とも、辛い仕事だろう。自衛官自身が健康を損なわないことを切にいのる。今は、それしか言えない
2004年01月06日(火) 「核搭載ノドン東京照準…700キロ小型化成功情報」←云いたくないが、こうなると従来の専守防衛では対処不能なんです。
2003年01月06日(月) 日本人はもう少し声を掛け合ってもよいのではないだろうか?