DiaryINDEX|past|will
2004年12月03日(金) |
「ルソン島豪雨の死者・行方不明者、1000人突破」←人道支援活動、しないのですか? |
◆記事:ルソン島豪雨の死者・行方不明者、1000人突破
【マニラ=中谷和義】フィリピン国軍の南ルソン司令部は3日、先月末から相次いでルソン島東部を襲った熱帯低気圧と台風27号による死者が753人、行方不明者は345人に達したと明らかにした。
特に被害が大きかったケソン州では688人が、豪雨による土砂崩れや洪水で亡くなった。アロヨ大統領は森林の違法伐採の横行が土砂災害を招いたとして軍と警察に取り締まりを徹底するよう指示した。 フィリピンには年間平均20個の台風が上陸する。27号は今年26個目。(読売新聞) - 12月3日19時4分更新
◆コメント;イラクよりも遙かに近いのに、こういう時には、日本は完全無視
小泉首相が、イラクに自衛隊を送ったのは、我らが偉大なる指導者(←あの、冗談ですからね?)ブッシュ閣下のご寵愛を得んが為であることは、誰でも知っている。
しかし、小泉純一郎内閣総理大臣ご本人は、イラクへの自衛隊派遣は人道復興支援だという。
人道復興支援ですか。そうですか。
しかし、それならば、サマワは小泉首相自身が国会で答弁したとおり、「非戦闘地域」なのだから、サマワ住民の生命が危険に晒されているわけではありませんね。
一方、上に引用した記事を読めば明らかなとおり、フィリピンは台風27号の直撃を受けて、死者行方不明者が1,000人を越えている。まだ、土砂崩れなどで亡くなる人が出てもおかしくない状態である。何故、「人道復興支援」をしないのか?国会の会期中ではないか。大急ぎで審議すれば良かろう。
支援しても、アメリカの機嫌を取るのに役立たない、フィリピン人は、助けない。こういう時、外交とはそういうもので、そのときの自国の利益の極大化を図ることを最優先するべきだから、それは、当然だ、などと分かったようなことを書くガキがいるが、その考え方は間違っている。
人命の重さは全ての人種を通して、完全に同一である。
とにかく、日本政府、日本人は、こういう時、つまり、アジアの隣人は見事に無視する。それは何故か。
◆日本人の白人コンプレックス。一度、白人を知ると、如何に馬鹿かよく分かるのだが。
根底には、「白人に気に入られたい。白人社会の仲間に入りたい」という、もの凄く強烈なコンプレックスがある。
これは、実に下らないのだ。つまらない話である。何故なら、そのコンプレックスの根源は、言うまでもなく容姿だけだからだ。見かけいいと、利口そうに見える。これを「錯覚」という。
現実には、到底実現不可能なので、仮定上の話として、読んで頂きたいのだが、私は、 日本人全員が、アメリカとかイギリスで1年〜2年、暮らしてみると良いと思う。
私は、イギリスで4年暮らして、いまでもイギリスは好きだが、同時に、白人の大部分(つまり高等教育を受けていない連中)は、いかに馬鹿か、本当によく分かったのだ。
何がどのように馬鹿なのか。
無知。論理的思考ができない。仕事(作業)が遅くて不正確。同じ間違いを何度でもする。ミスをしても謝らない。必ず言い訳をする(尤も、言い訳をするのは、馬鹿であるか否かの問題ではなく、文化的相違と表現した方が適当だろう)。
むろん、良い奴も利口な奴もいるが、白人の、あの彫りの深い顔、堂々たる体躯、要するに「見た目の美しさ=賢さ」と勘違いしてはならない。本当に、馬鹿なのだ。
私は、そのことをよく知っているので、いくら容姿端麗な白人と会う時も、コンプレックスを感ずることは、全くない。彼らは見かけ倒しなのだ。
だから、小泉首相が、揉み手をしながらブッシュに擦り寄るのが、本当に悔しい。
小泉首相が個人として、白人にどう思われようが、知ったことではないが、彼は内閣総理大臣である。
彼を公然と部下のように使うブッシュは、日本人全体をコケにしている。
小泉首相は米国へ行くと、南北戦争以来の戦没者が葬られている、アーリントン墓地に献花する。それならば・・・・。
次にいつ、ブッシュが来日するのか知らないが、是非とも、広島へ連れて行って、原爆資料館をいやでも見させるべきだ。
2003年12月03日(水) 米国のしてきたことを考えたら、日本が義理立てする必要は全く、無い。
2002年12月03日(火) 「人間というやつ、遊びながらはたらく生きものさ。」(鬼平犯科帳)