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JIROの独断的日記
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2004年10月28日(木) 「新潟県中越地震、Fujisan.co.jp、イーバンクと goo も支援」←カードで簡単に寄付ができます。

◆記事:新潟県中越地震、Fujisan.co.jp、イーバンクと goo も支援

 

 株式会社富士山マガジンサービスは2004年10月25日、雑誌のオンライン書店「Fujisan.co.jp」の Web サイト上で、「新潟県中越地震」に向けての義援金窓口を開設した。

 Fujisan.co.jp では、新潟県中越地震の義援金申し込み専用ページを設け、支援者は1000円、3000円、5000円、1万円、5万円から選択して、義援金を支払うことができる。
 支払い方法は、クレジットカード、銀行振り込み、コンビニ払いが利用可能。義援金の募集期間は、2004年12月30日まで。 寄せられた義援金は同社が取りまとめて、「新潟県災害対策本部」に全額を寄付する。

同じく、イーバンク銀行株式会社も10月26日、義援金受付口座を開設した。

支援者はイーバンク口座を利用して、24時間手数料無料で1円から義援金を募金することができる。なお、イーバンク口座を持たない支援者からの募金も受け付けている。

2004年11月10日の第1回締切日までの義援金は全額、新潟県庁を通じて被災者救済のために寄付される。



「イーバンク口座からの募金」

支店番号:101

口座番号:9000130

口座名義:新潟県中越地震義援金口



「イーバンク口座以外からの募金」

銀行名:りそな銀行

支店名:イーバンク支店

口座番号:(普)0760501

口座名義:イーバンクギンコウ(カ

他にも、株式会社はてな、株式会社データ復旧センターが新潟県中越地震に対する支援活動を行っている。


◆コメント:カードで簡単に義援金を提供できるサイトをやっと見つけた。

 

 一昨日の日記で、義援金を送る際に、郵便振替だけでは、如何にも不便だ、と書いた。

 その後、落ち着いて考えてみた。

 これだけ、インターネットが普及していて、ネットショッピングなどではカード決済が普通なのだから、そのシステムを利用して、募金活動している人、乃至は組織が無いわけがない、と。

 そこで、いろいろネット上を探し回っていたら、要領が良ければもっと早く見つけられたであろうが、とにかく、上の記事を見つけた。

 早速「Fujisan.co.jp」の Web サイトを拝見した。これは、雑誌専門のオンライン書店である。

 寄付をしたい人は、「義援金」という架空の雑誌を買ったことにして、その代金をオンラインでカード決済する、その「代金」が寄付になるわけである。

 これなら、カードを所有していて、ネットに接続できる環境にあるひとならば、誰でもその場で寄付をすることが可能である。

 私もやってみたが、普通のオンラインショッピングと全く変わらない。難しいことは何もない。


 

 この世にインターネットが普及してから、不幸にして、それまでには考えられなかった事件や犯罪に利用されるようになった。

 しかし、それは、云うまでもなく、インターネットというシステムそのものの瑕疵ではなく、これを使う人間の心の問題である。

 今は、まさに、インターネットを人間の善意を実行するための手段として、最大限に利用するべき時である

 惜しむらくは、どうしても、日本語だけのサイトが多い。英語のページを併設すれば、海外に向けても募金できるわけである。



 人間はそれほど意地悪な者ばかりではない。

 阪神淡路大震災の時、私はロンドン駐在員だった。イギリスのテレビ(といってもチャンネルは4つしかない)も新聞も、トップで大々的にこの大惨事を報じた。

 イギリス人は、決しておもしろがってなどいなかった。気の毒に、可哀相にという彼らの目は真剣だった。何かできないか、JIROの家族は大丈夫か(私は東京人だから大丈夫だったが、同僚には身内を失った人がいた)、と本気で訊いてくれた。

 だから、きっと、今、この瞬間も彼らは心配して、幾ばくかでも寄付できるものならしたいと思っていると思う。

 善意を持つ人間には、国境も人種も、関係ない。


2003年10月28日(火) 自民党の二枚舌「小泉改革宣言」と「解説・自民党重点施策
2002年10月28日(月) 「感覚は欺かない。判断が欺くのだ。」(ゲーテ)

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