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2004年08月03日(火) |
「アジア杯ブーイング、国際問題に発展か」←発展させるべきだ。 |
◆記事:アジア杯ブーイング、国際問題に発展か
中国で開催中のアジア杯で、中国の観客が日本代表に激しいやじを飛ばし国歌演奏時にまでブーイングするなど、国際的な慣行から大きく外れた行為に及んでいることが国際問題に発展する可能性が出てきた。
細田博之官房長官が3日午後の記者会見で「非常に遺憾な状態だったという人は多い。両国で検討も必要なことではないか」と述べ、中国政府と対応を協議したい考えを示したもの。
この問題をめぐり同日午前の自民党役員連絡会では「政府はしっかりと抗議すべきではないか」などと政府に乗り出すよう求める意見が相次ぎ、安倍晋三幹事長は細田長官に党の意向を電話で伝えた。
細田氏は記者会見で「スポーツ本来の目的は友好の促進だ。それに反することのないよう政府も注意していかなければいけない」と強調した。[2004/8/3/18:16]
◆コメント:日本政府の腰抜け。「協議」ではない。「抗議」しろ。
私はスポーツには全く興味がない。どうでも良い。しかし、これはスポーツの問題ではない。外交問題である。
中国はアジア杯の開催国である。ホスト国である。ホスト国の政府は試合の勝ち負けとは全く関係なく、他国のチーム及び、関係者、観客を自国への客人=ゲストとしてもてなす義務を負うのである。それを国民に徹底していないのは、中国政府に全責任がある。
細田官房長官は「中国政府と対応を協議したい」とバカなことをいっている。こちらは不愉快な思いをさせられた被害者である。日本が対応を考える必要はない。中国に謝らせるべきだ。ここで遠慮してはいけない。中国には過去20年で6兆円にも及ぶ巨額の政府開発援助を行っている。7月22日にも書いたが、中国はこの日本の資金で北京や上海の学校や病院を建てて、鉄道を建設し、その他あらゆるインフラを整備しておきながら、その事実を全く国民に伝えずに反日教育を続けている無礼者である。
戦争責任をいつまでも言及するが、本来、戦争責任は1972年の日中共同声明とその6年後に締結された、日中平和友好条約でカタがついている。正式な国家間の関係として、感情的に、40年も50年も文句を云われ続けて黙っている必要はない。6兆円だぞ!
中国は2008年のオリンピック開催国だ。「発展途上国での初のオリンピック」と云われている。それに向けての物理的な整備も問題だが、まず、国民の意識が発展途上ではないか。これでは、オリンピックの開催国になる資格はない。
日本は、この件に関して、中国と協議するべきではない。厳重抗議をするべきだ。日本はいい加減に、外国にナメられて黙っている癖から脱却するべきだ。中国は文句があるなら、6兆円、耳をそろえて返してくれ。
最後に。スポーツで国家間の友好が深まるというのは幻想である。スポーツの目的はただ一つ。勝つことにある。言い換えれば、スポーツは体裁を整えたケンカである。争いごとなのである。仲良くしていたら、勝てない。
2003年08月03日(日) 「鶴折り広島に送る運動…男子学生放火の関西学院大」人間の悪意と善意