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JIROの独断的日記
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2004年02月05日(木) 「米兵輸送は戦争加担でない 参院予算委で首相表明」小泉君がどのように、約束を破るかをお見せしましょう

◆記事1:米兵輸送は戦争加担でない 参院予算委で首相表明
小泉純一郎首相は、4日午後の参院予算委員会で、航空自衛隊がイラクでテロ掃討作戦などに当たる米軍の兵員、物資を輸送する可能性を認めた上で、「何でも米軍に協力すれば、戦争に加担していると言うのはどうかしている。米軍が復興、人道支援のために何かやりたい、日本はどうかと言われれば、日本はできることはやる。当然のことだ」と強調した。


◆小泉首相は、虚言癖のある、一種の人格障害者ではないかという気がしてきた。

「当然のことだ」と、おっしゃいますか・・・。なるほどねえ・・。しかし、小泉君は、昨年12月9日の記者会見において、記者の質問にはっきりと、次のように答えている。

記者:武器、弾薬の輸送は行うのか?
首相:武器、弾薬の輸送は行わない。


皆さん、読みましたね?それから、もう一度、記事1を読んでください。「小泉首相は航空自衛隊がイラクでテロ掃討作戦などに当たる米軍の兵員、物資を輸送する可能性を認めた上で」とあります。テロ掃討作戦の任務につく米兵が武器・弾薬を持っていないわけが無いではないか。

軍事オタクと呼ばれる奴等は、こういう時に、「そのようなことは当たり前だ」などと、得意そうにいうのだろうが、そんなことは問題ではない。国政の最高責任者が、公の席、全国民がテレビ中継を見ている前で、一度、「自衛隊はイラクで武器・弾薬の輸送は行わない」と、はっきりと述べたのである。

上のリンクから、記者会見のときの小泉君の言葉を読んでもらうとわかるのだが、彼は、「自衛隊は戦争に行くのではない」とも述べている。しかし、記事1を見よ。航空自衛隊の輸送機が米兵を運ぶことは、当たり前だといい、しかもそれが、戦争の加担ではない」という。

一体、我が国の宰相の頭脳はどのように機能しているのであろうか。アメリカ軍は、依然としてイラクの反米武装勢力と戦闘中なのである。その戦争の当事国の兵士を運ぶことは兵站(へいたん)の一種である。兵站とは完全に軍事行動の一部なのである。従って、日本は、戦争に加担しているのである。

小泉君は、だから、とんでもない発言をしたのだが、どうも、其処のところが、本人も、質問する野党も分かっていないか、わかっていないふりをしているのである。マスコミも取り上げ方があまい、一面トップで五段抜きぐらいの大見出しで報じるべき発言なのだ。

今一度繰り返すが、小泉首相は「米軍に協力する」とはっきり言った。これは、日本が戦争に加担、いや、参加していることを意味する。我が国の憲法は変更されておらず、その第9条は戦争を永久に放棄すると謳っている。これほど明らかな憲法違反を行う人間が首相でありつづけてよいわけがない。野党は、結果のいかんに関わらず、内閣不信任決議案を上梓せよ。


2003年02月05日(水) イラクが核兵器開発を否定。米パウエル長官「証明してみろ」←「無い事の証明は出来ない」のだ。

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