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JIROの独断的日記
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2003年10月27日(月) 「太陽に巨大黒点2個出現 地球直径の10倍の大きさ」 地球にも影響を及ぼすのである。

◆記事:太陽に巨大黒点2個出現 地球直径の10倍の大きさ

太陽の表面に巨大な黒点が2個出現している。条件が良ければ肉眼でも黒点観測が楽しめるほどの大きさだが、国立天文台は27日、「太陽を直接見ると目を痛めるので危険。必ず減光フィルターなどを通してほしい」と注意を呼び掛けた。
 同天文台によると、黒点はそれぞれ地球の直径の約10倍もの大きさ。太陽の自転により約2週間前に赤道付近に黒点が一つ現れ、その後、23日にもう一つが現れた。
 黒点は周囲より温度が低い部分で、太陽活動が活発な時期に多数出現する。強い磁場を持っており、周囲でフレアと呼ばれる爆発を起こすと、地球にも電波障害などの影響を及ぼす。
 しかし現在の太陽は活動が極小期に向かう静穏な時期で、この時期に巨大な黒点が二つも現れるのは珍しいという。(共同通信)

◆所感:「肉眼黒点」といいます。
勿論、太陽を裸眼や双眼鏡で直接見たら、失明する。小学校のころ、教わったでしょう。ガラスをすすで曇らせたものや望遠鏡を通して紙の上に太陽の像を映すのである。

しかし、インターネットには色々なサイトがあり、四六時中、太陽を観察している天文サイトが沢山ある。そこで、今現在の太陽の画像を見ることが出来る。便利なものである。先週から現れ始めた黒点は、直径が地球の10倍というだけあって、確かに、物凄い大きさである。

そんなものどうでもよい、といわずに、たまには自分が普段全く関心が無い世界に目を向けてみるのも脳を刺激して、活性化させるのに有効である。

とりあえず、NASAの一部門で太陽と太陽ー地球間の状態を観察する事を専門としているThe Solar and Heliospheric Observatoryいうサイトに行けば、英語だが、画像はすぐに見つかるから、クリックして拡大画像を見てみることを薦める。heliosphereとは「太陽圏」と訳す。「太陽表面の気体と磁場の影響をうける宇宙空間」という意味。

どうして、太陽黒点などについて書くかというと、人間生活にも影響があるからである。 黒点の付近ではコロナの噴火である「太陽フレア」が発生する。それが、今回、ちょうど地球の方向を向いている。太陽フレアが発生すると磁気嵐が発生する。今回の磁気嵐は5段階で3番目だが、「強い」に属する。

磁気嵐は、要するに地球上の電波に障害を与える。衛星を利用したナビゲーションシステムが使用不能になったり、電力システムに組み込まれた保護装置のアラームが誤作動する事もあり得る。

米国の海洋大気庁という機関の観測と予想によれば、今後2週間に、太陽表面の、今回爆発した箇所の近くで同様の爆発が起きる可能性が高い。したがって、全地球的に電波障害が生ずる可能性がある、というわけである。

ここから先は、私個人の完全な素人の勝手な想像だが、巨大黒点と強力な磁気嵐は人間の体調、若しくは精神状態にも影響を及ぼすのではないか。

磁気嵐は24日、つまり先週の金曜日に地球に到達したのだが、その前までは比較的安定していた私の精神状態が、ちょうどその日から妙に抑うつ的になり、これといった原因も見当たらず、変だな、と思っていたのである。無論証明はできないが、なにせ、1億5千万kmの彼方から、地球の環境に影響を与える太陽のエネルギーはすさまじいのである。関係ないと断言する事も出来まい。


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