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JIROの独断的日記
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2003年09月10日(水) アメリカ人は全員、自国の歴史を正確に知る必要がある。

 アメリカ人は自分達の国を「自由と民主主義」の象徴だと思っているようだ(最近は流石にある程度の知能があるアメリカ人は、母国の偽善性を恥じているらしい)が、歴史的事実は正確に知るべきだ。
 
 1620年、メイフラワー号に乗ってヨーロッパからアメリカ大陸にやってきた白人たちは、ピルグリム・ファーザーズと呼ばれ、アメリカ建国の祖として尊敬されているが、この者たちは、悪魔のように残酷な連中だった。
 
 周知のとおり、白人がアメリカ大陸にやってくるまでは先住民族の、所謂、アメリカ・インディアンが平和に暮らしていた。ピルグリム・ファーザー達は何の罪もないこれら先住民族を虐殺したことを忘れてはならない。
 
 白人たちは、自分達が勝手に他人の土地におしかけたくせに、アメリカインディアンのことを「悪魔の代理人」と呼んだ。1622年、ピルグリム・ファーザーズの1人が、インディアンの一部族、マサチューセッツ族の酋長ら4人を自分の執務室に食事に招待した。
 
 インディアンは名誉を重んじ、客を丁重にもてなすのが掟であるから、この招待を受けても危険は無いと思ってやってきた。
 
 ところが、なんということであろう。マサチューセッツ族の4人が執務室に入るなり、アメリカ人は執務室のドアに鍵をかけて、逃げられないようにした。そして、この白人は自らナイフを振りかざして、インディアンの一人をズタズタに切り裂いた。部下たちは酋長ともう一人のインディアンを剣でめった切りにした。18歳の少年は、その場では殺されず、あとで、皆の前に引きずり出して絞首刑に処せられた。
 
 ピルグリム・ファーザー達はインディアンの酋長の首をもってプリマス砦に引き返し、人々は歓喜して彼を迎えた。酋長の首は棒にさされて20年もプリマスの砦に掲げられ、名物とされた。
 
 これが、アメリカという国の歴史の始まりである。アメリカの歴史は裏切りと殺人によって始まっているのである。いくら悲惨だといっても、歴史的事実を変更すること、あるいは虚偽を語ることは許されない。
 
 アメリカ人たちは、自分達の母国が元来、悪魔のような者たちによって築かれたのであることを認識して、謙虚になることを学ぶべきである。


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