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JIROの独断的日記
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2003年09月05日(金) <米国務長官>イラクの「支配的な役割」は米が担う ←バカ。立場をわきまえろ、アメリカ。

◆記事:
 米国は3日、イラクに関して国連安保理に採択を求める新決議案の草案を各理事国に伝達し始めた。パウエル米国務長官は同日、週明けの8日から本格的な折衝を行う方針を明らかにするとともに、新決議で国連の関与が増大しても軍事、政治における「支配的な役割」は米国が担い続けると明言した。

 パウエル長官は急きょ設定した記者会見で、ブッシュ大統領の承認を得て安保理各国と新決議に関する交渉を行うことになったと説明。会見前に英露仏独の4カ国外相およびアナン国連事務総長と電話会談したことを明らかにした。また、決議案の核心である軍事、政治の両面につき、米国の思惑を反映する草案の概要を説明した。

 ロイター通信が入手した草案には「統一した指揮権の下の多国籍軍」を公認し、国連加盟国に軍事的支援を含む貢献を促すとの項目がある。また、別の項目には多国籍軍に参加した諸国を代表して米国が活動状況を安保理に報告するよう求める、との表現もある。

 パウエル長官はイラクで活動している米中東軍の現地司令部が「統一した指揮権」を持つと述べた。二つの項目を合わせて、国連が公認した多国籍軍を米軍が指揮するという構図になる。

◆所感:馬鹿野郎、態度デカいんだよ。

 アメリカ人の独善性、というよりも、それ以前に、知能に問題があるのではないか、と思われる。

 国連の核査察委員会の報告を無視して、そして、国連憲章を無視して、勝手にイラク戦争をはじめて、イラク国内の治安を無茶苦茶にしたのはアメリカである。本来、おとしまえは全部アメリカ自身がつけるべきなのだ。

 それでも、使命感にあふれる国連の人々がイラクの復興に貢献しようとしていた。ところが、8月19日のテロで国連現地本部が自爆テロの標的となり、デメロ国連事務総長特別代表が亡くなった。死者は24名に及んだ。アメリカが殺したようなものだ。

 現地の米兵も幾度となくイラク武装勢力の攻撃に遭い、死者は出るし、兵士は疲れきって、資金的にも苦しくなり、アメリカはとうとう他国の助けを借りなければならなくなった。

 よくも、いけしゃあしゃあと、新決議案など自分から提案できたものだ。しかも、多国籍軍の指揮はアメリカが取る、だと?生意気言うんじゃないよ。

 当然のことながらアメリカの「決議案」は早くもドイツとフランスによって、「うけいれられない」と言われている。当たり前だ。

 しかし、何よりも、まず最初に、アメリカは世界に向かって謝るべきではないのか?

 みんな、自分の国のことだけでも大変なのに、アメリカが戦争をはじめたせいで、余計な用事が増えて迷惑しているのだ。第一、大量破壊兵器がなかったのに、殺されてしまった、イラク人に対して、謝罪の言葉はないのか?

 アメリカ人には良心というものがないのか?


2002年09月05日(木) 日本の衰亡

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