外国為替証拠金取引
JIROの独断的日記
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2002年10月05日(土) アメリカのタバコ訴訟

 アメリカでは訴訟は日常茶飯事であるが、どうも私の理解を超えるものが多い。喫煙が原因と見られる肺がんになった64歳のアメリカ人女性がフィリップモリスを訴えた裁判で、ロサンゼルス地裁の陪審は訴えを認め、同社に280億ドル(3兆4400億円)の支払を命じたと言う。訴えた女性はフィリップモリスの「喫煙が肺がんの原因とする証拠はない」という説明を信じたせいだ、というのである。そんな馬鹿な話が通用してしまう国なんだねえ。アメリカというのは。タバコ会社が「煙草は肺がんになりますから止めなさい」というわけがないだろう。説明を聞くなら医者に訊くべきではないか?いや、説明など聞くまでも無い。煙草と様々な癌との関係はいやというほど取り沙汰されているではないか。それを知らなかったというのか?しらばっくれるな。自分が好きで吸っていたタバコだろう、といいたい。
 
 よく、アメリカ人はきちんと自分の考えを主張することができる。日本人はそういう教育が欠けているなどという論調があるが、自分の考えといったって、まず、合理的に物事を判断する能力がなければならない。なんでもいいから言った者勝ち、では世の中は無茶苦茶になってしまう。


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