OH GREAT RABI RABI

かすめた翼影、ブリッジ色の丘
2003年05月06日(火)





釣り糸をひとさしゆびに巻きつけながら


貴方が泳ぎから戻ってくるのを待つ。


欝血した指先は、昨夜の月の集合体。






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ヘリコプター、舞台で再現

どちらへ走るよ?

ふりあげたわたしの右手と

すっとしたあなたの左手が交わるように

空間を、歪めよう。




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ことり、



わたしにうめてもらおうと



いま、 おちたね。



あいにくわたしは はんとうめいのこざかなをかっていて、



かれらにうみをおしえないために



わたしは きょう、



そとにでていない。



さいごのときはおくじょうでまちあわせようときめていた、



ことり、



もうよあけはあけてしまったよ。




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あのこのむねの、むかってひだりがわの


くうどうをぴんくのぺんきでぬって


だめおしにおおきく しんぞう とかいた。


これであのこはもうしなない


ふたつめのいのちを ぼくは


えいきゅうしようでつくった。





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橋の色は、渡る者を選ぶ。

仮に、二枚葉を追ってきた少女飛行機は

陽炎の橋を渡る、

それも途中でキンシチョウが横切ると

少女飛行機は谷(と自覚されたオブジェクト)の底に墜ちていく。





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ばらばらばらばら


この音が全てを救うと信じるあのこは


両てのひらに心持ち神経を送って


呟きつづける、


(ばらばらば・らば・ら)


ねえ、今はライトを消したあとでしたっけ、


それとも、





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ら ら ら と歌うらばがいるという砂漠を


今朝、窓から見つけました。


それだけの記録で足りたのだけど。











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