スカーレットの心のつぶやき
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2006年11月26日(日) もう少し早く

何故、気づかなかったのだろう・・・

何故、もっと話をしなかったのだろう・・・

毎日入院している義父の病院へ行き、

義父と話しながらそう思う。

結婚して21年経ってやっと

義父と会話らしい会話をするようになった。

私は正直言って義父が苦手だった。

私を見かけるとさっと家に入ってしまう。

私の車が駐車場に入るを見ると

やはり、同じように家に入る。

私を避けているかのように・・

私が話しかけようとしても逃げるように家に入っていた義父。

私の両親が私の家に来て、

義父に挨拶をしようとしてもさっと逃げる義父。

義父は私のことを嫌っているのだろう。

それじゃ、私も同じような態度に出ようと心に決めてからは

義父が居ても無視し続けていた。

それが、この数ヶ月前

思い切って大きな声で話しかけてみた。

そして、「お父さん、体は大丈夫?」と聞けるようになった。

これは、私の父が亡くなり

私に「お父さん」と呼べる存在が義父だけになったと

思い知らされ、私の今までの態度は間違っていたと気づいたからだ。

それ以来、少しでも話そうとしていた。

一緒にかまぼこ板の絵展も行った。

一緒にお昼の「焼き飯」を「美味しいね」と言って食べることが出来た。

そんな義父とこれからは仲良くできると喜んでいた矢先、

義父が入院、そしてあまり長くはないと知った。

私が馬鹿だった・・

もっと義父と過ごす時間を作れば良かった・・

心からそう思う。

夫と話しているよりも話しやすい、

同じA型で同じ干支だ。

きっと気が合うのだろう。

今までのことを悔やんでいても駄目だ。

これからの義父との時間を少しでもいいものにしたい。

病院へ行き、義父と話しているとほっとしている私が居る。

もし、義父と二人だけになれる時間ができたら

今までのことを謝ろう。

失われた時間を取り戻したいと心から思う。

もう少し早く気づいていれば・・


スカーレット