21世紀枠の各地区推薦校が決定した。 近畿地区からは、県和歌山商が選ばれた。 この制度が導入されたのは2001年だが、今年までの6年間で、一度も選ばれていない地区が二つある。 近畿と東海である。 来年あたり、そろそろ近畿から選出されるのではないだろうか。 しかも今年の県和歌山商は、戦績を見ても有力だ。 県大会決勝で智辯和歌山を下して優勝し、近畿大会では、初戦で敗れたものの、北陽に善戦している。 さらに昨年に続いてのエントリーで、私は、ほぼ決定ではないかと思っている。 となると、一般枠で同じ和歌山県の智辯和歌山は、ますます不利な状況に追い込まれたと言う事が出来る。 前にも書いたが、私は、近畿の選出については、報徳・大阪桐蔭・市川・北大津・北陽が確定で、残りの一校は、智辯和歌山か郡山しかないと踏んでいる。 そう、郡山の甲子園行きが、事実上確定したと言える。 この選択だと、兵庫2・大阪2・滋賀1・奈良1に和歌山1と、地域のバランスも良い。 胸躍る春が、もうすぐやってくる。
それにしても、雑誌はいい加減な事を書くものだ。 ある高校野球雑誌を見たが、東洋大姫路の事を、地域性で不利と書いていた。 「不利」なんじゃなくて、「落選」なのに。。 知識のある人が書いているのか、疑問に思う。 他の雑誌は、近畿8強以上の高校で決まるといったニュアンスの事を書いていた。 確かにその可能性もないとは言えないが、今年の同地区の状況を見れば、それを断言する事は、到底出来ない筈だ。 マスコミの言う事は、俄には信用出来ない。 その事の典型みたいな記事だった。
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