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2006年10月29日(日) 微かな希望

高校野球秋季近畿地区大会準々決勝の結果。
北大津7−6東洋大姫路
市川10−3智辯和歌山(7回コールド)
報徳学園5−0北陽
大阪桐蔭13−6近江(8回コールド)

他校の結果を云々言うのは、多少不謹慎であるが、これは母校にとって、とてもいい結果になったと言える。
近畿地区の枠は、通常6校。
普通は、地区ベスト8から6校を、センバツ大会へ選出する。
よって、初戦敗退の郡山は、この枠からは外れる。
しかし、今回の準々決勝の結果は、上記の通り。
この時点でコールド負けした学校は、選抜から洩れるケースが多い。
となると、8強の中から智辯和歌山・近江を除いた6校となるのだが、、、
今年は、兵庫県の高校が全て準々決勝に残っている為、このルールに則ると、同県から3校が選ばれる事になる。
これは高野連が禁止しているので、唯一準決勝進出を果たせなかった東洋大姫路は、自動的に落選という悲劇を被る事になってしまった。
つまり、初戦敗退の学校にもチャンスが出てきた事になる。

思えば5年前、今年と同じような形で、天理・智辯学園を下し奈良1位で近畿に行き、初戦の福知山成美を1安打完封(記録員は安打と判定したが、私は遊撃佐々木君の失策だと思っている)したものの、エース齊藤君が足の指を骨折して強行登板した智辯和歌山戦をコールド負けで落とし、同じコールド負けを喫した大体大浪商にセンバツ切符を奪われた。
浪商は、大阪大会決勝で金光大阪に1−6と完敗し、大阪2位での近畿出場。
近畿初戦は、近江を相手に3−1の辛勝。
同準々決勝は、報徳学園に1−8のコールド負けだった。
ちなみに報徳は、この秋の近畿を制している。
微妙な選抜ではあったが、府県大会の成績や近畿初戦の内容を見ると、郡山が優勢だったと言える。
「人気の大阪、古豪復活」という看板に負けたと解している。
その悔しさを、今回で晴らせるか。。

今回の現時点での状況は、以下の通りだ。
【ほぼ確定】
大阪桐蔭、報徳学園、市川、北大津
【有力】
北陽
【微妙】
近江、智辯和歌山、郡山、熊野、県和歌山商
微妙の学校の内、智辯和歌山は、県2位で初戦・準々と大量失点していて、落選する可能性が高いと見る。
近江は、コールド負けをどう見るかに因る。
中田から先制本塁打を放つ等、戦力から見れば、かなり抵抗したという見方も出来るからだ。
圧倒的な破壊力を持つ大阪桐蔭の今後の戦い方が、近江浮上の鍵を握る。
ただ、同じ滋賀の北大津が健闘しているだけに、その辺も絡んでくるのだが。。
熊野は、報徳に1−2の惜敗をどう評価するかだが、和歌山県準決勝で智辯和歌山に17失点と荒れた事が痛い。
県3位で未勝利という状況も不利か。。
県和歌山商は、智辯和歌山を完封して県1位での近畿だったが、初戦に3−5と惜敗した相手の北陽が報徳に完敗した事と、県優勝も智辯和歌山の近畿での戦い方が不安定だった事で、有利にはならないと見る。
最後に母校であるが、、、どうだろう(笑)
OBだから、どうしても肩入れしてしまうのだが・・(笑)
上記のように、北陽までが順当に選ばれれば、大阪2・兵庫2・滋賀1校となり、地域性を考慮して、近江は落ちるのではないかと見ている。
とすれば、県として全敗の奈良か、県として1勝した和歌山かという事になるのだが・・。(京都は芽がないだろう)
私としては、ぜひ選んでいただきたい。
現状では守備が甘く、未完成なチームであるが、山本・大岡という左右の投手陣に、北林・満恵川・内堀という強力打線は、甲子園で勝てる能力があると思っている。


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