1勝1敗1中止という結果。 敗戦の内容が、とても悪いものだっただけに、どう捉えていいのか、難しい部分がある。 しかし、3戦目を雨で流したのは、阪神にとって「吉」だと思う。 先発予定は朝倉だったから、川上・山本昌と比べると、与し易しの感があったのは確かだが、後に中日戦を残す事が出来たのは、精神面でいい方向に働くと見る。 要するに「この試合までは負けられない。」というやつである。 流れた日程は、11〜13日に組み入れられるとの事なので、予備日を除くと、9〜13日の5日間試合予定がなかった阪神にとっては、体調面等を考えても、この間に試合が出来るのは大きい。
あと7試合・・・選手は、全部勝つつもりでいくだろう。 もちろん勝つ事に越した事はないが、中日戦に勝利する事を前提で、5勝すれば、望みは残る。 どんな事があっても、84勝に到達する。 これが優勝への最低条件だろう。 これでも中日は、5勝7敗で優勝する。 しかしこの間、8連戦(流れたゲームが11日になれば、9連戦)を戦わなければならない。 この日程で、阪神戦以外を5勝6敗というのは、楽な数字ではないはず。 阪神が試合を行わない間に消化しなければならない5試合が、中日とっては苦痛になる。 まだまだある。
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