小説の構想やら更新予告やら短い話やら。
誤字脱字やら単語が中途半端に途中だとか色々あるけど気にしない。

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掘り出した。
2003年05月16日(金)

なんか出てきたのでひとまずのっけてみる。
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2人分の重みにベットがギシ、と軋む。


「ッ………ンで…おま………帰れ、って…」
舌ったらずの小さな子供ような亜久津の声に、千石は少し驚いた顔をしたかと思えばすぐにあはは、と声をあげて笑った。
「でも病人の亜久津は可愛い。理由なんてそれで十分デショ?」
そして反論の暇も与えずに、噛み付くようにキスをした。
亜久津は抵抗しようとしたが、キスに気が散らされ、思うように抵抗しきれず、悔しそうに千石を睨んだ。


「ね、亜久津」

その、呼ぶ声が。
熱を、高めるようで。

亜久津は目を強く瞑った。


「……どうせ……やんだろーが……クソ」
「…………うん、ごめん」




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