小説の構想やら更新予告やら短い話やら。
誤字脱字やら単語が中途半端に途中だとか色々あるけど気にしない。

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リョーマ×亜久津ってどうですかね…
2002年08月15日(木)

公園のベンチに座っている亜久津を見かけて、越前は立ち止まった。
「…なにしてんの」
「……テメェに関係あんのか?」
「別に、ないけど」
顔は見えない、後ろ姿だけ。だがお互いに相手が誰だかはわかっている。越前はそれがなんだか変な感覚だ、と思った。
亜久津は煙草の煙に日をつけた。煙が空へと登っていく。
「…………お前、俺の視界からさっさと失せろ、邪魔だ」
「…何そんな怒ってンの、アンタ」
「うるさい」
「………いつものあの人はどうしたの?」
「誰だ」
「…ラッキー千石」
「……知らねぇよ……」
「…じゃあアンタ今一人なんだ?」
四問目の質問に、痺れを切らしたように亜久津は振り返って越前を睨んだ。
「………お前なんなんだ、さっきから」
「……理由が欲しいの?」
「は?」
越前が距離を縮めて亜久津の傍に来たので、位置的に、亜久津が越前を見上げる形になった。
「………あんたの事気に入ったんだよね、俺」
「…………俺はお前なんざツラも見たくねぇ」
視線がかち合い、亜久津は越前をさらに睨み付けると、そう言って前を向いた。越前は軽い溜め息をついた。
「…ふーん……別に、いいけどね…俺は、」
「越前君」
越前の言葉を遮って、横から千石の声が聞こえた。千石は走ってきたのか、息を切らしている。
「………何ですか」
「俺のモンに手ェ出さないでくんない?遊び相手なら他の子あげるから、さ」
「…テメェ、何言ってんだコラ、千石…」
「亜久津も、………越前君に近付かないでよ」
「…嫌ですよ、オレ。指図されんの嫌いですし」
「……亜久津みたいな事言わないで…帰って」
「………しょうがないっスね、帰ればいいんでしょ、千石さん」
「ばいばい、越前君、さて……亜久津」
「…………50分」
亜久津は真正面にある公園の時計を見て言った。
「へ?」
「あと一分遅かったらテメェ一人で映画観賞だったな、……行くぞ」
「……うん、遅くなってごめんね」
「反省してねぇくせに」
「だって亜久津は許してくれるでしょ?」
「…………ばーか」

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いや、ちょっとデートの約束を。
しかしリョーマさんってリョーマと書くべきなのか、それとも越前と書くべきなのかで迷う。




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