小説の構想やら更新予告やら短い話やら。
誤字脱字やら単語が中途半端に途中だとか色々あるけど気にしない。

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前回の続き。
2002年05月27日(月)

血の染みがついた制服を洗濯機に放り込み、そばに置いておいた洗剤を入れ、スイッチを入れる。
洗濯機が回っている間に亜久津はシャワーを浴びる事にした。

気が付くと、いつもよりも執拗に体を洗う自分がいて、なんだか吐き気でも起こしそうな気分になった。
確実に「汚された」、という感覚。



べつに初めてではないのだけれど。
いつも合意して始まる訳では無いけれど。
その行為事体は嫌いでもないのだけれど。(しかし好きかどうかは別の話であって)
相手が嫌いな訳では無いのだけれど。(やはりこれも好きとはまた別であって)



シャワーの音がやけに耳に響く。
頭がぼぅっとして、おかしくなりそうだ、と思いながらシャワーを止めて亜久津は浴室を出た。すこしのぼせたようで、なんだかいつもより熱くてだるい。

黒いタンクトップとジーンズへと着替え、まだ水滴の滴る髪を乱暴に拭いた。
浴室のすぐそばにある洗面台の鏡に映った自分の姿が、やけに滑稽に思えて、なんだか無性に人を殴りたいと思った。
衝動的に人を殴りたいと思うなんて、いくら喧嘩ばかりしている亜久津でも珍しい事だ。
そして良く考えてみればそんな衝動にかられるのは、いつも千石関連で何かあった時だと気づき、余計にイライラが増した。
忘れよう、と考えれば考える程、深みにハマって行くようで、終いには事の最中の千石の言葉がリアルに蘇ってきて、顔が赤くなるのを感じた。


――…何だか酷く、惨めだ。


雑念を振払うように、頭を軽く左右に降って、洗面所を後にした。
フローリングの床が、素足にヒンヤリとした感覚がして心地よかった。

+++
基本的に亜久津主人公で進んで行きます。この話。
今の所珍しく、ラストまで考えて無いのでバッドエンドかハッピーエンドかわから無いです。
バッドじゃないと思うが。
うちのバカップルの事だから…。

ていうか本当ホモばっかりでこっちが嫌になる。(でも好き/どっちなんだ…)




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