母のタイムスリップ日記
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14日の日記の終わりごろに「まだ夜泣く…」と記した。 が あの晩母は 眠っているのに「ふふふ」と一回笑った。
翌日の朝は 気持ちよさそうに目覚め頷くこともしっかりしていた。 デイに行くときは 少し不安そうだったが帰宅した時は姿勢もいよく俯いてもいなかった。
昨晩もよく眠っていて 今朝の目覚めも笑顔で始まった。 夏ほど快調とは言えないが 反応もよくなってきた。 食欲も戻ってきて 口の中にためこむこともなくなった。
相変わらず右足は床につけない。 療法士さんは「硬くなってしまいましたね」と言っていた。
左足を床につけるのでそれでOk。 療法士さんは「動かさないと現状維持はできないのでトイレで用を足すことも立派なリハビリになります」と言ってくださった。 実は 転倒してひと月くらいは「頑張ろうね」と言っても目をそむけていたし痛そうな表情をしていた。 「無理させている」という気持ちになり「自分の自己満足か」と思ったりした。
今は「トイレ行く?」と聞けば頷き 余計な力を入れずに介助を受けてくれるようになった。 元通りとは行かないが落ち着いてきた。
今日は1日家で過ごした。 朝 昼 夕と排便。尿量も通常量。 日中もふふふと幾度か笑っていたし何か喋っていた。 言葉の最後をこちらが繰り返し言ってあげるとひょこっとこっちを見てにっこり笑顔を見せてくれた。
夜8時ごろ大あくびを連発したのでベッドへ移乗。 しばらくもそもそ動いていたがぐっすりと眠りに落ちた。
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