母のタイムスリップ日記
DiaryINDEX|past|will
一昨日の晩 就労している方から相談の電話があった。 結構長い時間 お話を伺った。
そして昨日は役所の介護者支援担当の方と話し合い。 ここ数年 管理職の人が入れ替わって これまで行われていた介護者支援事業が消えかけていた。 春に1度話し合いがあったのだが 更に内部の組織変更があったとかでもう一度聞き取りということだった。
こちからみれば同じ人が見えるわけで「?」と思う。 けれど よく考えてみると春の聞き取りと昨日の聞き取りに微妙に違うものがあるように感じた。 春にはなんとなく上から目線で「聞いてますからね」と形式的なものを感じた。昨日は少し違っていた。本当に聞くという真摯な面があった。
母は 今日から3泊4日のショートステイ。 送迎に見えた職員の方に 前回利用からの変化について口頭で伝えた。 ローテク介護を続ける家族の想いをちょこっと伝えると「そうですよね。器具を使ったことで機能が低下していくことありますからね」と具体的な例をあげて話してくれた。 現実には たった1人の職員が孤軍奮闘しても始まらないことも知っている。 でも「おっ こういう人もいたか」と希望の光を見つけた気分となった。
母を送り出して直ぐ 約束があったので急いで家を出た。 そこで認知症を基本として「介護」「医療」「薬」についてあれこれと話した。
母が認知症(痴呆)と診断されたころと今との違いについて問われた。 昔は認知症の人と外出したりする人がほんとに少なかったことを思いだした。 また家の中から出さない介護(座敷牢みたいな)の話もちょことちょこと耳にしたが最近はほとんど聞かない。 「病気」というイメージが大分浸透してきたからなのだろう。
とここまでは問題なしの話題。 実は昨夜 娘が心配してすっ飛んでくる出来事が…。 我が家は 通常午前零時過ぎても起きていることは知っている娘。 昨夜10時過ぎから電話をしても全く応答しなかったことを心配してきたのだった。
母の冷たくなった足をなでているうちにうとうとしてしまっていた。 生憎その晩に限って母の部屋に電話機はなくて…。 ちょっとしたミスが重なり娘に余計な心配をかけてしまった。 そして心配される年齢になってしまったかとも思ったり。(ポリポリ) 思いもしなかったことでちょっとした騒動を起こしていたのです。
|