母のタイムスリップ日記
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起床時検温すると平熱。 多少気になりながら朝の介助を始めた。 「うふふ」の笑い声も響きいつも通りの姿。 朝食の速度もほどほどで全量摂取。 「月初めだから 今日は体重計測かな」おふと思った。 夜間のトイレ誘導していると「軽くなったな」と感じることがある。 極端に減っている訳ではないが 増減が少ない母には数キロでも軽さを感じる。
ゆっくり体制で玄関に移動しようとしたら車の音がした。 遅れ気味だけれど「それでよい」と言われたので言葉に甘えて靴に履き替え車椅子移乗。 立位介助を始めたら「やんだぁ やんだぁ」と呟く声。 いつもなら腰をあげてくれるのに…今日は腰を上げてくれなかった。 職員も母に話しかけてくださり無事車椅子移乗。 送迎の車に乗り込めた。 「楽しい事あるといいね」「みんなといっぱい遊んできてね」「おうちで帰りを待っているからね」と話しかけて見送った。
母の出かけたあと家事を少し 午後には買いものに出かけた。 この所少し気持にゆとりが出てきて農家の市に立ち寄る気持になれる。 必需品を含め買い物を済ませて バスターミナルへ向かったが出発したばかりだった。 時間に余裕があるのでとっとことっとこ歩いて家に戻る。 途中でお隣のおばあちゃんとばったり出会う。 「歩かないと身体がすっきりしないからやっぱり歩くわ」 「そうですね。私もちょっと頑張って歩いて帰ります」と言ったら「あなたはまだ若いから往復歩いて丁度良いでしょ」と言われた。 確かにそうなんだわ。
家に着いて程なく母が戻る。 上がり框に腰を下ろして貰って母の荷物を受け取ろうとしたら…。 「やんだぁ」「わたしのだから…」と。 おやまぁ…久しぶりに聞いたわこの言葉。 「自分のだから取っていくな」の思いがあるのだ。 「ごめんね。ちょっと見せてね」で手をはなしてくれた。
「うとうとされていました」と職員が言っていたので直ぐにトイレ誘導。 「大」排出。 それから「柿」を食べて貰って お茶も飲んでもらって…。
夕食。 ゆっくり食べて完食。
食後連絡帳をみたら やっぱり体重測定があった。 2キロ増えていた。「やったぁ!」
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