母のタイムスリップ日記
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| 2011年06月16日(木) |
「生きていく」ってことは |
母は今日からショートステイ。 私の顔をみてニコニコされると 此方の胸はチクチクとしてくる。 昨日から そんな繰り返しだった。 ある程度割り切っていても やっぱりそうなる。
たいした介護もしていないし 自分より確かな介護もなされてはいても... ついつい「自分でなければ...」と思ってみたり。
そういう想いを抱えながら ショートステイへ送り出した。
午後に会議があるので 支度をして電車に乗った。 近隣の介護者の会の人たちが集まる会議。 それぞれの状況を語り それぞれの会の工夫等を知る良い機会である。 今日は 久々に会の運営に関わる話題が出た。 地域ごとに行政の姿勢が異なるが 困難を突破するヒントを得る。
想いがそれぞれあるので 時に話があちこち飛ぶけれどそれはそれだ。 うちの会の人も参加するが「ここは面白い」と評している。 真面目一辺倒ではない所が ここの魅力だろうと思う。 時にブラックな話も出るけれど...。
会議が終了後 今度は更に会議。 メンバーも多少入れ替わる。 今度は介護者だけではない。 イヴェントを進めるための基盤となる会議。 此処も更に いろんな方向から話し合い。 それぞれの立場からの意見が出た。
会議を終えて家路に着いた。 先月 人身事故で電車が止まっていて 復旧した頃に帰路に着いた。 今日も 人身事故で...ホームに人が溢れていた。 何だかなぁ。 少し時間を潰して 混雑が落ち着いてから電車に乗って帰宅。 駅で夫と落ち合って 家に戻った。
最近 介護仲間以外の方と話す機会が少なくなった。 母の事と会の事で手一杯となってきている。 基本的に 友人達は忙しいから...と思ってくれている。 それでも 此方に連絡する事も気を使われていると感じてもいた。 昨日 遠距離介護をしている友人に電話をした。 母もいるので「長く話す事はできないけれど...」と前置きして最近の話を伺った。 独り暮らしの親が薬の管理も出来なくなっていて ある数値が悪化して施設入所に踏み切ろうとしたが本人の拒否にあって困っていらした。 まだ言葉を返せる当事者なので お互いに辛い状態となっている。 「親のため...の想いが通じなくて辛いね」といったら 電話の向こうの声が湿った。「介護してきたから判るのよね」とも言っていた。
当事者も家族もお互いに思い通りに展開できなくて苦しい。 これまで彼女に 母と2人で泣いてしまったこと等話をした事もなかったが そんな話も伝えた。 今の彼女なら判るだろうと思ったから。 彼女は 親から「死ぬ」と言われているという。
「死ぬ」と言われる事と「死なないからね」と言われる事は言葉の上では真反対だけれど どちらも「死ぬ」という事を意識している意味では当事者の辛さを物語っていると思うよとも伝えた。 それを受け止める家族も辛い。
友人との話も結局介護の話となってしまった。 そういう年齢でもあるんだろう。 そして次に来るのは 自分が介護を受ける話や連れ合いの介護に移行して行くのだろうなぁと感じる此の頃なのである。 これが「生きていく」ってことなんだね。きっと!
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