母のタイムスリップ日記
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朝食を終えて暫くして 「トイレ行きますか?」と問うた。 「なに?」 「ご不浄に行きますか?」と再度問うた。 「だれが?」 「〇ちゃん トイレ行きますか?」 頷いた。 そこでトイレ誘導。
夕食後 トイレに誘導した。 暖かい部屋から寒いトイレへ。 「寒いですね」と話しかけたら...。 「もちろん」と直ぐにはっきりした答えが帰ってきたので 「そうか 勿論だねぇ」と大笑いをした。 言葉が返って来るって嬉しい。
今日は デイのない日。 外は 快晴。 気温は大分下がったけれど 風は弱い。
冬装備で身を包んで通院。 昨冬は手袋の出番があまり無かった。 母の手袋は5本指。 1つの指の所に2本も入れてしまうのでもうできないだろうと諦めていた。 それまでは 手の平を広げてくれたので出来たのだ。 でも今は 手をギュッと握る事が多くなった。 固まって居るわけではないのだが...。
今日「ちょっと待てよ」と思った。 「手袋つけるのもリハビリだわねぇ」と。 幾度か失敗後 指1本ずつちゃんと入る態勢を整えて シュッと手首の方へ引き上げた。 「入ったぁ!」と喜ぶ私を見つめている母。 お次はもう片方の手袋。 今度は失敗なしに入った。
母は片方の手袋で学習できたようだ。 もう 7.8年前に購入した皮の手袋。 中にもこもこの裏地があり手袋自体がゆったりしているのだ。 これは 風除けになるので重宝していた。 またしばらくは使えそうだ。
足元には レッグウォーマー。 目だ立たぬようにズボンの下に。 薄手なので二枚に折って...下ズボンと靴下を繋ぐ形にした。
襟元はハイネックの綿ニット。 其の上にセーターを着てコートを羽織る。 膝の上には膝かけをかけて。
何しろ車椅子にじっとして外を移動するので防寒対策だけはしっかりしないと...。 ゆっくり押して 信号待ちも含めて45分の道のり。 母は 晴れ渡った空を見上げたり すれ違う人をみたり 見知らぬ人から挨拶されたり...と外の空気を楽しんでいたと思う。 外気浴も充分 陽の光りも浴びて...此方も良い運動になって 双方満足な時間を過ごせた。
罹りつけの医師は 母を待合室まで出迎えにきてくれた。 今年はこれで定期通院終了。 ついでに 年末年始休暇をチェックして手帳に書き込んだ。
診療所を訪れる人たちが変わってきていると感じた。 以前は 若い世代の人が親らしき人と付き添っていた。 が今日は奥様をエスコートするご主人が目立った。 これから そういう高齢者夫婦が増えて行くのだろうなぁ。
薬を処方していただくのに時間が掛かりそうだったので ショッピングセンターでお買い物をした。 買い足りない物や数日後の冬至の準備の品を購入したりした。 昼食時間を過ぎてしまい タクシーに乗って帰宅。 今日の運転手さんは 余計な言葉を発しないけれど 対応はそこそこ良かったのでホッとした。
食事も快調である。 朝・昼・晩とも変わりない量を摂取できている。 りんご1日1個摂取して 今のところ便秘知らず。 以前は りんごを食べても変わりない時期もあったのだが 今はいいみたいだ。 今日の夕食に 先日口にした小松菜とほうれん草と豚バラ肉のおなべにしてみた。お店では ゆず胡椒を入れてたが 母には無理。 そこでカボスを絞って...。 冬の菜っ葉は柔らかい。たっぷりと野菜をとった。 母に豚肉は少し怖いので外し 絹ごし豆腐に替えた。 そのかわり「クエ」を薄く味で煮つけて食べてもらった。
夕食後 少し休んで入浴。 今日は 洗髪抜きで...。 よく温まってお布団へ。 直ぐに寝息を立てていた。
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