母のタイムスリップ日記
DiaryINDEX|past|will
昨夜は 午前零時過ぎまで ウトウトしては目覚めて その後も幾度か声を上げていた。そのつど トイレ誘導し 朝となった。
今日は 娘と免許更新に出かける日。 夫を送り出して 自分の支度を途中まで済ませ 母を起こそうとした時電話が鳴った。 娘から…と思って出ると 介護仲間だった。 「今日 逝くかも…。ちょっと来てくれない?」との電話だった。
母をデイに送り出す準備があるので一瞬迷ったが「今の今 困っているんだ」と感じ 母をベッドに寝かせたまま 仲間の所に走った。
ガーガーと鼾をかいていて 呼びかけても全く反応しなかった。 アロマオイルを持っていったので 手や足にそうっとぬって差し上げた。 いろいろ話しかけてみるが 微動だにしなかった。
若い義兄が亡くなる時には もっと力強い鼾だった。 父の時は 鼾はなくて意識もあった。 施設では こうなってからも暫く頑張れる人もいた。 それぞれ 与えられた命と言うものがあるのだなとつくずく感じた。
「少し気持ち落ち着きました。もう大丈夫です。午後には訪看の人がみえるので…」と言われ 家に戻った。
在宅で独身男性 1人で受け止めるって辛いだろう。 いや 男性だけじゃない 重篤になった時当事者を見守るって…誰だって大変だと思う。
家に戻って母に「ごめんね」と謝った。 起床・トイレ誘導・着替え・洗面・食事介助をしてデイに送り出した。 娘が来るまでの時間 洗濯もできた。生憎の雨だったけれど…。
それから免許センターに向かい 無事更新できた。
遅い昼食を済ませ 買い物をして母を迎えてから 介護仲間に電話してみた。家電には出なかったので「若しかして…」と携帯に電話した。 すると「昼過ぎに亡くなった。明日葬儀社が花準備してくれるって言ったけれど 何もないのも寂しいので花を買いに来ている」と言う事だった。 1人だと やはりこうなるんだなぁ。 もっと早く電話を差し上げればよかったのだな。
急いで 母に夕食介助して 口腔ケア後 またベッドに向き合わせて座ってもらい「ちょっと待っててね」と仲間の家に走り 線香を上げさせて戴き 少し話をした。 実は お化粧の道具を持って出かけたのだ。 「お化粧して差し上げても良いのかしら?」と伺った。 すると「明日 葬儀社の人が来て 化粧してくれるって言っていました(なにやら横文字であったが…生憎忘れた)」と言われたので お任せするのが1番ということに。
聞けば亡くなったお母様が「死んだらここに電話すれば 全てやって貰えるからね」と生前に伝えていたそうだ。
家に戻って また母に謝った。 それからトイレ誘導して「大」排出。
暫く 母と遊んだ。 来るべき時のことがつらつらと浮かんだ。 でも今元気なんだから その時はその時と呟く。
パジャマに着替えてトイレ誘導して ベッドへ。 10時過ぎ再度トイレ誘導。 「なにするの♪」と寝ぼけ眼で言う母。 「トイレ行きましょ」というと頷いた。
昨日は 苛立って拳あげてた母だけれど 今日は 穏やか。 「小」排出後はまた直ぐにzzz。 昨日 あまり寝てない事もあるだろうけれど…。
以前ケアマネに「退行しても翌日には取り戻せる」といった時「そんなに早く復帰しますか?」と驚かれたが…。 みんなそういう訳でもないのかな? だとすると母の前向きさのおかげなんだろうなぁ。
|