母のタイムスリップ日記
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2010年04月21日(水) 頭では理解しても…


デイのない日である。
1日 母と過ごしながら ふむふむと思う。

同じ部屋に母と二人しかいない。
洗濯物を母の隣で畳み 箪笥に収納するため母の後ろに移動する。
ほんの数十秒。
斜め後ろからとんとんと肩を叩くと母は手を振り払う。

連続した記憶がないから驚く。
これが母の正面で作業していると連続した時間が流れる。
何をしていたか忘れても 一緒にいる人と記憶維持される。

理屈では判っていても 実際の場面では ついつい忘れる。

午前・午後と幾度かビーチボールで遊ぶ。
ボールをうまく受ける時があるが それが連続しない。
受け取りやすいように投げるのだが 手を全く出さず無反応になる。
そして「ぼーる頂戴」といっても 返す事は10回に1回程度。

この辺りが やっぱり進行しているんだなと感じさせられる。
昨年は 辛うじて自ら手を出して キャッチして嬉しそうな表情をしていたのだが…。

できなくなった事を数えても仕方ないのだけれど…。
「楽しい」と思うことがどんどん減っていくのは なんだかなぁって思ってしまう。
せめて美味しい物で…と思うけれど カバー出来なくてなっているし…。

いやはや 今日はできない事ばかりに目が行く日だなぁ。

今日もよくおしゃべりした母。
トイレで立位体勢を取った時「おっかなくないよ」と。→怖くないよ
何故 言ったのかなぁと考えてみると 動いた瞬間に発したので 立位の時怖い想いをしたことがあったのかなと言う事くらいしか思いつかない。

「夕食何しようかな?」と思った。
食物繊維を主にしようと思った。
冷蔵庫をあさると大根・蕪等がある。
このパターンだと最近 お醤油味だ。
それに人参玉葱と鶏肉を足して バターで炒めてカレー風味のお汁にした。
カレー粉を使ったので トロミは出ないが蕪できっとトロミが出ると思った。
更に 少しの甘みを加えようとマンゴー蜂蜜を加えた。

久しぶりのカレー。
母の口にあったみたい。
口に運ぶとにっこりした。

母も食べやすい物と献立を考えると材料も限られてきて…頭を使わないと同じものが周期的に出る事になりやすい。
程よい頭の体操で スカスカの脳みそが刺激されるかもなぁ。

そうそう 新聞で読んだけれど 脳トレ効果を検証しようとする動きがあるみたいだ。母には大分使ったなぁ。
でも トレーニングする事が目的ではなかった。
詞や諺等が好きな母だったので 二人で遊ぶための1つの道具として使ったのだ。

剥きになってしまって 母にはつらい思いをさせた事があり 辛いと追い込むだけで周辺症状等悪化する事も既に経験したあとの話であるけれど…。

今だって 母にとって良い事ばかりではないかも知れない。
取り組んでいる時は なかなか見えないことも多い。
出来る限り 距離を置いて考えるようにしていきたいとは思うけれど 愚かな娘には難しい…。


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