母のタイムスリップ日記
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2010年04月19日(月) 突き刺すような視線


施設に母を迎えに行く。
最初は 利用料の清算。
それから ショート中の様子を伺う。

食事は 今日の昼食半量残した以外 全量摂取しました。
夜間も眠っていました。
土曜日に入浴しています。
ショート中 ヨーグルト等食べて貰いましたが 排便はありませんでした。
これが 母を受け容れてくれた施設の心配事の様子だった。

「ヨーグルトでも駄目でしたか…。次回は 便秘薬持たせた方が良いでしょうかね。でもきっと家に戻れば出ると思いますから 心配なさらないでください」

話が終わる頃 母は降りてきた。
もう拘束ベルトは着いていない。ケアマネを通じて申し入れたことで改善されたのだろう。でも ショート中は 拘束あるんだよね。

母と視線が合い頷いてみたが 母はとても怖い顔をしてじっと私を見つめた。
「どうして こういう目に遭わせるの!」と責められているような視線だった。
ショート中 職員にこういう視線を向けていたのだろうか?

「ありがとうございましたでしょ」と母に言うのだが 無理。
「お世話になり ありがとうございました」と介護してくださった方にお礼を伝えた。職員は「おかあさんでしょ!」と母に言っていたが そ知らぬ顔をしていた。
きっと「おかちゃん」は私を呼んでいるって思っているんだわね。
「おかちゃん」は訴えごとがある時が多いって伝えてあるのだけれどねぇ。

送迎バスに乗り込んで 施設の敷地を抜けて車窓からの視界が広がった時初めて「ほうっ」と大きなため息をついた。
家までなんて ほんの数分なんだけれど ゆっくりと穏やかな表情になってきているのが見て取れた。
車から降りる時には ちょっと硬い表情になったが 職員に別れを告げる頃には言葉も出てきた。

家に入って トイレ誘導してお腹をマッサージ。
「大」「小」排出できた。まだ 残量はあるかも知れないが直ぐに排出はなさそうな気配なので無理はしないことにした。

おやつを食べたら笑顔が出た。
着替えをして食事を待つ間に いつも通り。
夕食を口にする頃には ニコニコ笑顔。

口腔ケアを済ませて ゆったり過して トイレ誘導後就寝。
うつらうつらしているが熟睡と言う訳ではなかった。

10時ごろ トイレに誘導したらトイレの前で怒って その後泣き出す。
タイミングがずれたのだなと判った。
便座に座った時怒りが一気に吹き上げたようで 「おまえなんか…」と拳をあげた。 滅多にないことである。
理由は読み切れない。
でも何かに怒っているのだろうと思って「ごめんごめん」と謝った。
「ハッ」としたように私をまじまじと見つめて それから哀しそうな顔をして俯いた。怒りたかったら正直に怒ればいいのに…と哀しかった。
もう家なんだから 我慢しなくていいのに…。

水分足りているのかな?熱発はないし「小」も出ているし…。
量は気持ち少なめなので 多少水分足りていないかも知れない。

トイレ誘導時は 足を上げてしっかり歩けた。
最近の夜間誘導にしては しっかりしている方だった。

ベッドに入ると静かに横になっている。
此の儘 落ち着いていてくれればよいが…。

午前零時 トイレ誘導。「小」排出。
ちゃんと間に合った。
手を前に出して 私の顔を撫でてくれた。
介護を採点されている気分になる。
満点を狙うなんて 出来が良くないから所詮無理な話だから…そこそこね♪

ショート帰りだけれど 取り返しのつかないこともないので よしとしなくては…。


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