母のタイムスリップ日記
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| 2010年04月06日(火) |
きらきら光った みんなの想い |
介護者の会のある日。 母は いつもと変わルことなくデイへ出かけた。
数日分の湿った洗濯物を出して 更に大物の洗濯をして 気になっているトイレのお掃除を念入りに。 雨降りが続くとトイレは湿度が高くなり 埃の取れてないためかカビが出ることがあるのだ。 母の排泄後の洗浄等もトイレで済ますので更に良くない。 いつも 使用後は拭き掃除は欠かさないのだけれど それでもきっと手抜きを否めないのだな。
午後 介護者の会へ。 でもその前に 母のものを購入するためスーパーへ立ち寄った。 食材は 帰りの方がいいが 雑貨は売り場も違うので買い物を短縮するにはそうするしかない。 明日でもよいのだが デイのない日でお天気次第で外出不可能になる事もあるので出来る時に…。
会場につくと ボランティアの方が パタパタと会場準備してくださっていた。
今日は 新しい方も見えた。 また 暫くお休みなさっていた方も見えた。 介護が困難に思えてきたようだった。
最初に話された方が 大分具体的にゆっくりと話された。 中期に差し掛かった方なので 皆さん頷いて聞かれていた。 認知症と判っていてもついついまともに受け止めてイラッとする時期の方。 正直な話なので 皆さん思い当たる事も多いようだった。
そこから 次々とお話が出て 貴重な体験をお聞きする事が出来た。
最近介護者の方が「否定してはいけないのですよね」と異口同音に言われる。それだけ 病の理解が深まってきていると感じるのだが その事で介護者が追い込まれていないか…がいつも気になるのである。 我慢しすぎて 自分の体調に変調をきたしはしないか…という心配である。
デイから戻った母 ちょっと不安そう。 トイレ誘導したら ジャストミート。 泣いていたから 間に合わないんだなと思ったけれど…。 失敗しないようにぎりぎりまで我慢しているんだな。 言葉が言えたり 自分でトイレにいければこんな思いしなくていいのにね。 ほんと不自由だね♪
その後は落ち着き いつものバナナ。 猿じゃないよって言われそうだけれど これが手っ取り早く お腹もカロリーも栄養分も満たしてくれるものだから…やむなし。 何より 母が嫌がらないから…。
夕食 おっかなびっくり金目の煮魚。 骨を取り除いたつもりだったが 小骨をそうっと舌で押し出してくれた。 「やるじゃん」って感じ。それも3度。 気をつけているといっても 所詮雑なんだなと改めて反省。 骨を感知して舌で分けられる…それって凄いな。 だから 母に「凄いね。出来るね」と褒めまくった。
でも 食後大分経過してから少し咳が出ていた。 その後もウェットボイスが続いていた。 口腔ケア後でもあったので 歯ブラシにつけた水のせいも否定できないが やっぱりドキドキ。 魚は避けたいと言う想いは強いけれど 魚を食べた時の嬉しそうな顔をみると噛む事も大事にしたいしなぁ。
眠そうで8時少し過ぎた頃には ベッドに入ったけれど暫くもそもそ動いていたのだが トイレではないようだった。 誤嚥じゃないよねぇ。
そうそう 今日の会で 全介助で食事している方のお話。 食事に要する時間が 1時間くらい。 でも普通食。ご飯少な目。咳き込みもない様子。 介助者が 介助途中で居眠りしてしまう事もあるという。 時には 二人で居眠りなんて事も…。
「お粥さんにしてみたら…」と言ったら 歯科医から「此の儘がいいよ」と言われているらしい。聞くと全部自分の歯だそうだ。
決めるのは家族だからなんとも言えないのだが「負担が強くならない程度に…」とだけ伝えた。「まだ 大丈夫」と話されていた。 スピードと咀嚼力と介護者と当事者と…全体を見ながら食事介助は続くなぁ。
もっともっといい話が今日は沢山あった。 それぞれ 話を聞いて涙を零していた。 涙の訳は それぞれ異なるのである。
私は みんなよりずっと先行く介護者なんだけれど でも教えられることがいっぱいある。先輩も後輩もない。 貴重な話を聞ける介護者の会。 何かを教えるなんて意識は誰もない。 思ったことを素直に話し それがそれぞれの胸に響き 何かを感じ取る。 同じ話でも受け止める方は様々。
理屈じゃないんだよね。 おそらく 今日の参加者は みんな何か心に留めて帰られたと思う。
新しい方も「いえ まだ介護って程もないのだけれど…」と話して居られたが 帰りに「またきます」といって行かれたもの…。
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