母のタイムスリップ日記
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母は 快調。 起床時から とびっきりの笑顔を見せてくれていた。 食事中もずっと続いていた。
デイの迎えが来る時も…。 これまで デイの職員に笑顔を見せる事は殆どなかったのだが 今日はニコニコとなにやら話しかけてもいる。 手を伸ばして職員の腕に触れたりもしていた。 これできちんと話せたら…なんて野暮な事は考えない。
職員も「今日は 明るいですね♪」というほど。
母を送り出してから 洗濯やらいろいろやって昼前に家を出た。 今日は 会報を送付する日である。
銀行に立ち寄ると凄い行列。 取り寄せを頼んでいた物が届いてるという連絡を昨日貰ったので デパートにも立ち寄った。 デパートも混雑していた。 25日 昼。そう 今日は大方の人は給料日なんだなぁ。 久しぶりに 当たり前の時間に街に繰り出したのだな。 何処に行ってもガラガラ。 混んでいるのは ユニクロのセールの時くらいだった。
会報発送後 買い物を済ませてとっとこ家に戻った。 定時より送れて送りのバスが見えた。 朝余りに笑顔なので「ひょっとしたら 大が出るかもしれません」と伝えていたのだが どうやら空振り。 それでも 寝入ることなくデイで過し表情もとてもよかったという事だった。
それにしても何がどうなったんだ? 「何時からだっけな?」と記憶を遡るとショート体験後かもと思う。
家とは違う毎日 母にとって本意でない生活後 家での生活は楽園に思えたのかとも思う。 何が決定的に違うかというと ハグすること 話しかけること つまり「個」とじっくり向き合う時間がたっぷりであるという事だ。
そして私自身が ショート帰りのあの表情を思い出して「何とかしなくちゃ」と思ったことも影響があるだろう。
そう考えてみるとショートも良いのかと思ったりもする。 出来るなら 在宅に近い形でのショートステイを望むけれど 家と施設の差を感じられるなら それもショートステイのメリットになるのかな。
それとも… 庭のふきのとうを薬味代わりにお豆腐を載せて食べて貰い。 「春の味する」「苦いでしょ」といいながら楽しみ 苦味で覚醒したとか…?
デイから帰宅後の話に戻ると…。 相変わらずの笑顔の母に「トイレ?」と聞くと深く頷いたのでトイレ誘導。 「小」の後に「大?」と聞いてみるとまた深く頷き「大」排出。
夕食も口の中に入っている所に次の一口を運ぶと顔の前に手を持ってきて左右に振る。「そう 未だなのね」と聞けば頷く。
こんな風に言葉では言い表せないけれど 意志の疎通が出来ているのだ。
食後 眠そうにしておりトイレの合図もあり トイレ誘導後着替えてベッドへ。 時折「うふふふ」と笑うけれど そのうちに深く寝入ってしまった。 八時少し前のことだ。 デイで1日パッチリ目覚めていたのなら 眠くもなるはずである。 かくして 今日は 私の時間が早く訪れた。 こんなに1日中しっかり覚醒し 早々と寝付くなんて 滅多にあることではない。母にとって充実した1日だったのかなぁ。
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