母のタイムスリップ日記
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| 2009年12月21日(月) |
ないものねだりかな? |
施設のクリスマス会。 他のフロアの皆さんと一緒に 母のフロアで楽しむ。 今年は 家族参加ではないという。
なぜ 家族参加を呼びかけないのかは判らない。 参加者が少ないから 呼びかけないのだろうか?
でも 参加者が少なくとも告知して欲しいと思う私は 行ける立場の者だからだろうか? 若し 身体的・精神的に参加できないのなら 致し方ない。
施設に入所させてしまうと其の儘面会に来なくなるという事例が多いと聞いている。個々にいろいろな事情があるのだろうけれど ちょっと悲しい現実。 家族が介護中に 強いストレスで精神的に病んでしまうこともあるだろう。 施設は そういった家族と当事者を繋ぐ役割ってないのだろうか? こういうご家族のフォローは 一体誰がするのだろう?
よく判らないのであれこれとは言えないが 施設入所に拠って社会や家族と隔離されてしまうのは 認知症を病む人にとって哀しい事だなぁって感じる。
さて クリスマス会を前に 職員からタオルをお借りして一人一人顔を拭いて貰った。自分で出来る人は自分で 出来ない人にはお手伝い。 それから 一人一人にお聞きしながら髪の毛を梳かせて戴く。 皆さん「気持ちいいですね」「ありがとう」と言ってくださる。 自分の頭や顔は鏡がないので見えないけれど 向かう人が綺麗になっていくのをじっと見ておいでなので きっと自分の姿も想像できるだろう。 今日 改めてその事に気が着いた。 向かい合う人が綺麗になるということは 入所している人にとって大事なことなのかもしれない。
その次に乳液を手のひらに落として 自分で顔につけて貰う。 「あ〜いいにおい!」と皆さん言って下さる。 粉を持参してきていなかったので 紅をさしたい人にだけ さして差し上げる。 たったそれだけの事だけけれど お楽しみ会を更に楽しむための行程。 以前は 他のご家族も加わってワイワイと楽しめたが そういう方もいない。
ホール内には クリスマスソングが流れているが ただ流れているだけ。 だから 1人で唄ってみた。 すると皆さん 思いだしながら歌いだす。 こういうことだって ご家族と一緒にできたものである。 時に踊ったりもしてたなぁ。
クリスマス会の始まりは 乾杯。 お子様用シャンパンで乾杯。 それから ケーキを戴く。 紅茶も出ました。りんごも出ました。 クリスマス会は 茶話会形式。
職員の出し物もありました。 以前は 入所者のご家族だった方がボランティアでお見えになっていたのだが今年は職員のみ。 職員も仕事しながらで準備もあって大変なご苦労とは思う。 でもこういう行事の時こそ 外部からの風を取り入れる良いチャンスなんだけれどねぇ。閉鎖空間のままというのが とても残念なことである。
いろいろ言っても 入所者の方は楽しそうでホッとする。 でも以前は もう少しましだった。 施設の形態が変わるとこうも変わる物なのだと教えられた。 でもひょっとして 最近の施設の事情って 予算削減でこんな風になってきているのだろうか? だとしたら 私達が施設に入所する頃には 行事すらなくなってしまうのではないのかなぁ。杞憂であればいいのだけれど...。 入所する頃には 話せなくなっていたら...。
会の終わりに 一人一人に 手作りのクリスマスカードが配られた。 欲を言えば 個々に向けたメッセージが欲しかった。
クリスマス会が済んでから トイレ誘導して その後家から運んだレモンティーで水分補給。しっかり口を開いて400ミリリットルに近い量を飲んでくれた。
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