母のタイムスリップ日記
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利用者さん訪問日。 先月末 母の通院でお休みさせて戴いたので 今日は 衣類運びのお手伝いの筈である。
利用者さんは 門前のお掃除をなさっていた。 「この間のお墓参り お疲れになりませんでしたか?私は 戻って一眠りしましたよ」と利用者さん。 「まだ 若い分 疲れは出ませんでしたよ」と伝えた。
とはいっても あれから2度ほど箱根までお出かけになられたそうだ。 それも 前回頼まれて作って差し上げた 私鉄もJRも使えるカードを使ったそうだ。お蔭様で 切符を購入する手間を掛けずに出かけられましたよと話されてた。 それも 強羅からタクシーを使わず バス利用なさったようだ。 一度は日帰りである。 「タクシーなら 3.4千円掛かるところを400円で済みましたよ」と涼しいお顔で話してくださった。
荷物を纏めて タクシーに乗り込み 施設まで。
帰りは 1人でトットコトットコ歩いて家まで戻った。 桜の花はほぼ満開。 木々も 萌える春の装い。
家に戻って 昼食を摂って母のところへ。 朝 施設には昼食介助行けない旨は連絡して 母の様子もお聞きしている。
母は みんなの間でじっくりとテレビを見ていた。 先に見えていたご家族は お花見に繰り出してきたと話された。 今日なら みんな揃っているのでお散歩に連れ出して上げられると思っていたが 職員同行でないと駄目という事だったそう。 今日は 職員も少ないのでお散歩は駄目だそうだ。 職員とのお花見の様子を先日 窓辺より眺めていたが 公園までトットコ車椅子を押して Uターンして戻ってくるという味気ない風景だった。
みんなを連れて出られないなら 母とゆっくりお花見をしてこようと思って 車椅子を借りて繰り出した。 果物と飲み物は準備してきているのだ。
着替えをしている間に 母の表情に期待感が広がっていくのが感じ取れた。 外の風に吹かれると 気持ち良さそう。 桜を見上げて考え深げだった。 公園に着いて ベンチに座って果物を食べ 水分も補給。 それから 車椅子を押して歩いた。 だんだん意識が花に向いて「ほら」「あれ」といった調子の表情で目線は桜の枝と青空に向けられた。
公園には 八重桜もあるのでつぼみの具合をみがてら 足を延ばし またベンチで休息。
更に足を延ばして ずうっと遠回りをして1時間半ほど外出を楽しんだ。戻って直ぐにトイレ誘導したら ぴったりのタイミングだった。
着替えをして 手洗いをしてホールに移動して夕食介助を少し。 後は バトンタッチして 施設を後にした。
今年もゆっくりお花見に繰り出せた。 車椅子利用だったけれど まだ 少しは歩ける。
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