母のタイムスリップ日記
DiaryINDEX|past|will
| 2008年06月02日(月) |
しっぱい しっぱい! |
昨夜も 午前一時に最終トイレ。明け方 トイレ誘導。 その後も母は 8時過ぎまで ぐっすりと寝ていた。 揺り起こしても目を開けない状態だった。 8時半過ぎに 足をマッサージして 目覚めを促して 立位して貰った。
9時過ぎには 朝食にしたけれど 頭は眠っているようで 食べ始めても眠そうだった。半分食べた頃から 目が覚めたようだった。 目覚めのきっかけは 晩疳の酸味と思う。
今日は 用事が出来て 外出しなければならない。 ゆっくりのんびりと支度をして 外出。
今の母の状態ではバスのステップを上がるのは無理。 さりとて 家からタクシーと言うのもなぁ〜と悩んだ挙句 歩けるところまで歩いてみようと思った。 幸い下り坂。ベンチも多少もあるので…。
母は 銀杏の木を見上げたり 桜の木を見上げたり…「ほう」等と言いながら ヨチヨチと歩いた。 ゆっくり歩いて10分の距離を休息6分位入れて40分ほどのペース。 荷物が重いから母には持たせないつもりだったが 「自分で持つ」という意思表示をしたのでショルダーにして…。
10分でちょうど半分の距離。 母は汗びっしょり。 一休みしてもらおうとベンチに腰を下ろしてもらったら 垣根越しの椿の木に茶毒蛾がぽつぽつ。 触れないように ひやひやしながら休んで貰った。 そこから タクシーを拾い駅まで。
ところが 用事があっていった先は 今日は一斉休館の日で閉まっていた。 出る前に電話して確認しておけば良かったとガックリ!
帰ろうとエレベーターの前まで戻った時 ここなら身障者用のトイレがあると思い出して トイレ誘導。 用を済ませて エレベーターまで戻ったら 行き先の職員とばったり出会った。 そこで お話したら 今日受理してくださると書類を受けてくださった。
トイレに寄って 徳がふたつ。助かったし良かったし やれやれである。
それから スーパーに立ち寄り最小限のお買い物をして 出し忘れの便りを2枚投函。
帰路は 迷わずタクシー。 家に着いて 遅めの昼食。
外出は 母にとって大変だったけれど 爽快感もあったようだ。 信号近くのベンチに座って休息がてら 街の様子を眺めていたら「〇さん」と母の呼ぶ声が聞こえてびっくりした。 先日出合った以前 母の施設で仕事をなさっていた方だった。 母も顔は覚えているようで お辞儀していた。 そうそう 近所の知り合いと出会った時も帽子を取って 深々とお辞儀していた。 母に視線を合わせて気に留めてくださる方は そう多くないので 嬉しかったのだろう。
タクシー利用は相変わらずで なかなかのものだった。 やはり 介護タクシーを視野に入れるべきかとも思った。 それよりも 運転再開すべき頃かなぁ〜。 自由に乗り物を利用できないって 辛いところだなぁ〜。
外出後の足の具合を気にして注意してみた。 立ち上がり最初の踏み出しの時に 両膝カックンが起きた。 しっかり介助しているので転倒はないが 不安げな母の表情。 「大丈夫だよ」というと頷いていた。
家の中では 半そで素足の私なので 目に付く度に「冷たいでしょ」と母は言っていた。相手への気遣いも出来ている。 少し横になると「疲れたでしょう」とも言っていたなぁ〜。 自分だって大変なのに…。 気がつけば 適切な言葉を発しているではないかと驚く。
夕食がずれ込み 遅いので低カロリーのものにした。 お刺身と蒸し野菜。トマトのバジルサラダ。味噌汁。 空腹のためか 母はむっつりと押し黙っていた。 いろいろ話しかけて見るが無反応。
「ごめんね」「今日はお付き合いしてもらって有難う」と言ったら ようやく「いいえ」という笑顔が戻った。 食事が始まると だんだんニコニコ笑顔になっていった。 介護者に振り回される母もかわいそうだなぁ〜。
食後 暫くしてから足湯に浸かってもらった。 足湯のバットに足を入れる前「足冷たい」と言っており 入れて最初は熱がったが 冷めてくると気持ちよさそうだった。 と言うよりも「気持ちいいねぇ〜」と誘導したのだ。 母は「うん」としか言いようがなかったのだ。
疲れているだろうから 足や腰に薄荷油をたっぷり塗ってマッサージ。 安眠の筈だったが…。 せっかく温まったのに 布団を掛けたら「ハックション!」とくしゃみの連発。 しまったと思った時は時すでに遅しである。 布団に入ったのは 10時少し過ぎだけれど 久々に布団の中から「おかちゃん」の連発で寝息を立てたのは11時過ぎとなってしまった。 失敗 失敗。
|