母のタイムスリップ日記
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リハビリの日なので 午前中のうちに母の所に向かう。 入り口で清掃業者の方と出会い 今日は一斉清掃だと気がついた。 と言う事は フロアはいつもの倍の人数で過ごしている筈。
フロアは大勢いるのに静かだった。 食べているのだから静かなのは当たり前と言えば当たり前なのだが…。
母は職員の手を借りて食事していた。 職員の介助を受けているのは 母一人だけだったと記憶している。 職員とバトンタッチして母の食事介助。
母は 今日は最高の笑顔。 目が合っただけで ふふふと笑う。 食事も順調に終了。 こういう時は 大体と予測がついたので トイレ誘導。 予測通りの出来事が…。
トイレにいても「ふふふ」と笑う。 にらめっこと言ったら ほっぺたをぷ〜っと膨らませた。 思わずわぁ〜いと言ってしまった。 ほっぺたを膨らませる事は 最近殆ど出来なくなっていたからである。
もう一度と思ったが もう 出来なかった。 貴重な場面に出会ったと言う事だろう。
リハビリは 笑顔が多い分 上体を起こしかける。 でも 不安な表情ではないので 良かった。 足の屈伸の時も久々に嫌がらなかった。 やはり これまで痛がっていたのは かなり痛かったと言う事だろう。 でも痛みがあっても 歩く事を拒否しなかったのである。 むしろ 腰を屈めながらも歩ける事を喜んでいた。
これからは リハビリの時の膝の屈伸が痛みの前兆と捉えるようにしておこうと思った。
リハビリを受けている間に フロアの人たちの入れ替えがあった。 今度は 認知症でない人も数人おいでである。
初期から入所なさっている方も多く 顔見知りも多い。 「お母さん元気?」とか「先日 蕨有難う お姉ちゃんでしょ」とか言われた。 もう お姉ちゃんなんて言われること等皆無だが ここでは 確かに私はお姉ちゃんかもしれない。
今日は 早めのおやつ。 みんなでおやつを戴いた。このところ 気温が低いので 熱いお茶を皆さん喜んでいらした。
今日 出かけて 同じフロアにいた方が別のフロアに移動されたことを知った。 ちょっと寂しいけれど…。 認知症の方が 結構厳しい状態だったのでちょっと救われた。 案の定 今日は落ち着いて笑顔を見せてくれており 職員が「目は英語でなんていうの」「鼻は?」「口は?」と質問していたら ちゃんと答えていらした。
ベットで過ごされている方のところにもお邪魔した。 乾いた唇にオリーブ油を塗って差し上げ 足や上体を擦って…。 こちらの言葉は理解できている。 だから 合間合間に訪ねては「またくるね」というとこくりと頷かれる。
暫く フロアで皆さんと遊んで 母のフロアの人が移動する頃合に施設を後にした。
母の様子を伝えて 牛乳は中止をお願いした。 足の痛みは もう 大丈夫みたいだった。
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