母のタイムスリップ日記
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2008年04月17日(木) 徘徊って 昔より減っている?


朝 菜園に出向いて 掘り起こしたヤーコンを自転車に積んで家に戻った。結構重く 自転車がふらふらとした。

家の中の用を済ませて 夕方から会議なので 買い物に出た。
久しぶりに 農家の市に立ち寄れた。
スーパーと違うのは 旬の野菜しかない。

たけのこがたくさん出ていたので 購入。
後 めぼしいものは 高菜。
漬物としても売られていたが 生を購入した。
大根と高菜と人参を細かく切って 塩で揉んで漬物にするのだ。
ほんとは ここに生干しのきくいもと紫蘇の実や菊の花なんかが入ると嬉しいのだけれど…。いまどき きくいもなんてないものね。
だから ぬるっとする海藻を入れることにした。
「がじめ」とか「根昆布」とかである。

雨が降り出したけれど 傘をさして荷物を持ってとっとこ歩いて家に戻り下ごしらえ。

それから バスに乗って会議の場所へ。
地域包括。役所の方。地域の方。等が集まった。
皆が集う前に 地域包括の方に 昨日の疑問を投げかけてみた。
お薬手帳の事である。
みなさん「?」だった。
お薬手帳が大事である事を認識をしているけれど…。
やはり「?」である。
後期高齢者の説明書にもお薬手帳の説明書にも「義務」と言う記載はない。
お薬管理している人には シールを貼るということも在ったらしいが…。
不明なので これは薬局に問い合わせてもいいだろう。
昨日は母を連れていたので 面倒は避けたかった。
高齢で認知症のある人を同行していては ちょっと無理。

皆が集まるまで 今時の生活を雑談。
やはり 高齢者のおさいふ直撃だと言う事で一致した見解。
これから 罹りつけ医制度が本格化してくると直接病院に行く事も難しくなるかもしれない。
そして診断料と紹介状に料金が掛かってくるかも…。
とすれば 実質医療費がまたかかるようになるのかな?
この制度を作ったのは小泉政権。
靖国だ やれ 郵政民営化だと騒いでいた陰で審議日数も少ないまま通過してしまったのだ。

高齢者を支える人口が減ってきているから 対策が必要と言う事は理解できるけれど…。
高齢者負担が増えていくと…いろいろ不安要素が出てくる。
このことは もう少し考えて行かなくちゃ。

さて ちょっと課題が出ていて 徘徊について…と聞かれていた。
でも 最近 介護仲間内では 徘徊の話は出ていない。
気になったので 地域包括にも伺ったが 以前と比べると事例がないと言う。外に出ても 戻れる場合が多いという事だった。
サービスに繋がって落ち着いてきたのか?
情報が入らないだけで 依然として困っている人がいるのか?

でも 実は 昨日 近くで「この辺に 大きな 〇マンションが在ると思うのですが…」と高齢の方に聞かれた。
身なりから 近くをお散歩中と思われた。
「〇マンションはここです」と答えた。
マンションの前で聞かれたのだ。
「いえ ここではなくて…」と言われたので何となく不自然さを感じた。
そこで「何丁目にお住まいですか?」と伺った。
するともじもじとポケットを探られていたが 探し物が見つからないようだった。
「いつもと違う道を歩いたり 夕暮れ時ですと道が違って見えて 判らなくなって 困りますよね」と話しかけてみた。
「そうなんですよ。ちょっと出たつもりだったけれど…」と返ってきた。

再度「何丁目ですか?」と聞くと「6丁目」といわれた。
「6丁目ですと 大分遠いですね」と言ったら暫く考えて「一丁目…マンション…」と言いかけた。
「それでは…坂を下りてみましょう。道が見つかれば帰られますものね」と言葉をかけた。
用心深そうな表情をなさったので「道が思い出せたところで 私は引き返します」と付け足した。
そしてゆっくりと坂を下りた。
「あそうそう あれがあって あのマンションのそば…」と話された。
「これで 大丈夫ですね」「はい」
とこんないきさつがあったのだった。

用心深そうな表情は「また わからなくなったの?」と家族から言われるのが嫌だったのか それともプライベートな部分を知られることが嫌だったのか…。
認知症の方だって プライドはある。
判断力がありそうだったので 見送って別れたのだった。


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