母のタイムスリップ日記
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利用者さん訪問日。 「お掃除だし」と普段着で訪問。 だっぷりのユニクロのGパンにだっぷりのトレナー。 いつもの姿を知っている人は「いつもと何処が違うの?」と突っ込まれそうだけれど…。 私にしてみれば 大分違うのです。 それで外出する事は有り得ないことなのです。
利用者さん宅についたら「銀行で振込みとお買い物に同行して頂きたい」と言われた。 「ワッ!」と思ったけれど 後の祭り。 バスに乗って銀行の振込みと家電店へ出かけた。 利用者さんが利用している銀行で振込みした事がないので 気がつかなかったが 書き込みにくい振込用紙だった。 利用者さんは「目が悪くよく見えなくて 書けなかった」と言われた。 見えないと言うより 書き込みしにくかったのだろうと感じた。 おまけに 振込み先の請求書も不親切だった。 地元の業者さんだけれど…。 窓口で あれこれと聞かれたが 高齢者だったら2度手間になってしまうろう。 利用者さん「今度業者さんに直接うかがってみます」と言われてた。
さて家電店でのお買い物は ラジカセだった。 ラジカセはお持ちなのだが 最近 夜眠れなくなる事があって寝室にラジカセを持って移動なさるそうだ。 「面倒なので もう一台購入したい」と言われた。 あれこれとお店で探した。 候補の物を手に取って 操作していただき使いやすいものを選んで戴いた。 最後に好みの色を決めて 購入。
買い物を終えて戻ってから 使い方の説明。 目の前で テープを入れていただき 音を出すところまでやって戴く。 それから スイッチの入れるところを間違わないようにテープで印をつけて差し上げた。
帰り際に「今日お客様が見えるのです」と言われた。 詳しくうかがうと たなこさんがお詫びに見えるのだそうだ。
利用者さん 離れたところに貸家を持っておいでである。 そのたなこさん 稼ぎ頭の息子さんが 脳梗塞で入院。夫も仕事をしていたが 骨折してしまい収入が途絶えてしまって 昨年から家賃が払えなくなったそうだ。 利用者さんの後見人である義兄さんが「支払えない人には 出て行ってもらうしかない」といったそうだ。
でも利用者さんは 長くたなこさんだったし 払えない事情があるなら待ってあげるべきだと考え そのままにしてあるそうだ。 息子さんも障害者として仕事のできる職場が見つかり 骨折も良くなってきたそうで ようやく明るいほうに動き出したので これまでのことをお詫び方々 電車に乗ってお見えになると言う事だった。 そんなお話を涙ぐみながらお話くださった。
落語では たなこと大家さんのお話を聞くけれど…。
利用者さん 副収入はあるのだろうけれど とてもつましい生活をなさっている。縁あって 訪問させて戴いているが 教えられる事がいっぱいである。
利用者さんが眠れなくなっている訳の一端も想像できるので どうして差し上げればよいかを考え始めているのだが…。
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