母のタイムスリップ日記
DiaryINDEX|past|will
昼食に間に合うように 母のところに出かけた。 時折 雪がチラチラでもすぐに止むので 自転車で出かけた。 手足の指先がジンと冷たい。 この感覚 久しく体感してなかった。
子供の頃は 防寒長靴なんかなくて ゴム長だった。 幼稚園や学校の中休みに雪合戦したりしての下校時。 上履きから長靴に替えると靴の中がひやりとする。 散々 雪の中で遊んで雪が入って濡れているのだ。 長靴の中で足指をグッと曲げて 少しでも冷たさを凌ごうとした。 そこまで酷い冷たさではないけれど…それに似た感覚だった。
下り坂で風を受けるだけだったので 余計に寒かったのだろう。 ペダルを漕ぐ平地になったら ほかほかとしてきた。
ほほに当たる風は冷たいのだが…ふるさとの深とした寒さではないだけ良かろう。
母のところに着くと 職員が「今トイレ誘導が済んだばかりです」と教えてくださった。 でも母の表情はいまいち。きっと 腹痛の前触れを感じているか軽い腹痛があるのだろうと予想できた。
居室に入って 歯磨き後暫く遊んだ。 それから トイレ誘導で 何とか少し排泄。 それで 大分改善されたようだった。
程なく昼食が始まった。 まぁまぁの食欲で問題はない。
母の薬切れも近いので通院しようかと思ったが 雪の降り出す予測が立たず取りやめ入浴介助に切り替えた。 施設内 いろいろの状況で暫く入浴できていなかったのだ。
その前に 私の腹ごしらえのためにお隣の中華料理屋さんに母と共に出かけた。 母は 外に行きたそうにしており嬉しそうだった。 ワンタンラーメンを注文。 お店の人は 判っているので小どんぶりを準備してくれた。 大きなラーメンの器は母に。小さな方は私。 食べる量は 私のほうがずっと多いのだ。 でも母は大きな器のほうが嬉しいのだ。 見比べて満足そうな母。その顔をみてこちらも満足する。
昼食の時よりも美味しそうな顔をしていた。 昼食を摂って直ぐなので大量に食べるわけではないのだが…ちょっとでも嬉しそうだ。
お店を出て とっとこ施設に戻って 入浴準備。 母も乗り気十分だった。
脱衣室に入る時には 拒否はなくスムースだったのだが…。 体が冷えていたせいで お湯を熱いと感じてしまい大騒ぎ。 体を洗う時も洗髪時も…。 浴室からホールまで届く大きな声で「ワーッアッ!」と幾度も。 かわいそうだったが仕方がない。
お正月のように毎日入浴できていると慣れも生まれるのだけれど…。 期間が開くと困難度は増すように感じた。 洗い終えて浴槽に入ったら 気持ちよさそうな顔。 リフトは使わないので入る時出る時は時間がかかった。 怖いのである。 どっちが良いかは 考え方はあるだろうけれど…。 できれば 言葉掛けで身体を動かすほうが 今の母にはリハビリになると感じるのだ。 母も言われて考え「嫌」とかの 言葉を発するのだろうし…。
大騒ぎの入浴となったが あがればけろりとしたもので気持ちよさそう。 水分補給のお茶とポカリを戴く。 髪の毛をドライヤーで乾かして…終了。
雪が休みなく降り始めた。 濡れるだろうけれど まだ自転車で帰られる。 ほどなく夕食が始まる頃なので そうっと施設を後にした。
今朝まで仕事をして その足でまた出先に出向いた娘。 夕方には終わると言っていたので雪情報をメールした。 でも 直ぐには帰れる状況ではなくて6時半位にこれから出ると連絡が入った。
なぜメール? 娘は駅前の駐車場に車を止めている。 平日契約しているので土日曜祝祭日は有料。 で 雪が降って車を出せないと追加料金となるのだ。 積もる前に帰りたいと言っていたのだ。
帰路に着く頃から激しく降りだして 真っ白に染まっていった。 こちらに着いた連絡があり 車を出して帰るという。
我が家は 高台にある。 急な坂道を上がらなくてはならない。短いのだけれど…結構きつい。 その坂の下にきて電話が入った。 急いで通りにでて指示。 雪道の運転は娘よりも私のほうが経験は豊富。
空回りしながらも何とか自力で登りきった。 この後 緩やかな家への入り口はバックで入る。 切り替えたあとくるくると空回り。 前から えんやらこと車体を押した。 何とか車庫入れまで済んだ。
しかし 今年は寒い上によく積もる冬ですなぁ〜。 北海道の友人も 雪道慣れてはいても怖いですと通勤に苦労している便りが有ったばかり。 北国ほど酷くないけれど ノーマルタイヤの地域ではねぇ〜。
|