母のタイムスリップ日記
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2008年01月16日(水) 思いは通じる?


今年初めてのリハビリの日。
母のところにも2日出かけてないので お弁当を作って向かった。

途中 銀行に寄った。
施設の利用料の払い込み。
これまでも書いているが 運営形態が変って自動払いが出来なくなった。
施設の指定金融機関に直接振り込めば 手数料は要らない。
だから 口座から引き落として 指定の金融機関へ走る。
利用料も10万を越えるので 1度に入金できない。
振込みカードを使うのでまだ楽ではあるが 2度の入金も面倒である。
幸い 今日は混んでいなかったので助かったが 何とかならんかねぇ〜。

送金を済ませて自転車を走らせる。
昼食は始まっている筈。

食事は既に後半戦だった。
急いで手を洗って 食事介助。
母の隣の方が 食事途中で席を立たれていたので「ご一緒しましょう」とお誘いした。
どうも 咳をなさって鼻水も出ていて 食べ物を飲み込むと咳をなさる。
それでも 半分も召し上がっていないので 励ましたり介助したり…。

母は大方終わってしまっており 私のお弁当をおすそ分け。
自分の分が済んでいるのに まだ食べる余力があった。
ニコニコとして穏やか。

食後 トイレ誘導後歯磨きして リハの態勢で待った。
がそのうちzzzz。
今日は療法士さん遅れている。
20分ほど経た時「おかちゃん」と急を要するような響きで母が呼んだ。
「トイレ?」と聞くと頷いた。
20分前にしっかり出たので半信半疑では有ったが トイレ誘導してみた。
すると またしっかり出た。
母のサインをキャッチできて良かったと思うし やはり母の意志を掴めているんだと感じた。

その内に療法士さんがみえてリハビリが始まった。
でも 今日は足の屈伸時痛がる様子が見られた。背中も同様。

トイレ誘導時も「痛い」と言い 更に「すごく痛いから」と訴えた。
何がどう痛いのかはわからず 職員にも伝えて 様子を見ながら推測することにしていた。
ひょっとして また 足か腰なのかも知れない。
まだ 痛いと訴えられるだけ良いのかもしれない。
更に言葉を失えば表情から汲み取るしか出来なくなるのだろう。

リハが終わる頃 母は寝入ってしまったので暫く寝かせておき ロッカーの整理をした。

目覚めた様子なので 起す。
膝を立てて起すが 特に問題はなかったが 身体を起してからの足の不安定さが見られたので やはり 足・腰に痛みがありそうだと想像できた。
きっと足それも太ももだと思う。外見は特に変化は見られないのだ。

先日の通院の折 医師は「圧迫骨折なら立てないよ」と言われていた。
それが ずっと気になっている。
やはり ひょっとしたら帯状疱疹ではないのか?
以前も原因不明だったが 整形に通院して小さな発診で「帯状疱疹」と診察された経緯がある。あの時は 結局のところ車椅子を使った。
やはり 1度整形に通院すべきかな?
あの時もふるさとで痛みの訴えがあり お嫁さんがたいした事はないと放置してこちらに着いたら歩けない状態となってしまったのだ。
あの時のように酷くはならず 痛み止めで小康状態を保っているような気もしないでもない。

施設では 入浴のある日だった。
施設に戻って一週間。そろそろ入浴させたいところだったが 今は無理させられないだろうと諦めた。
ちと可哀想ではある。

母をおこしてホールに移動。
別のフロアから 1人避難してきている人がいた。
この方 室内徘徊が強い。
お話は出来る方で 妙に母を気に入ってくれて あれこれ話しかけてくれる。母は話をキャッチできないが にこやかな笑みと言葉にならない言葉で相手するので 受け容れて貰えるようだ。
その方も話しかけられる相手ができて安定。
母も話しかけていただいて安定。
認知症の場合 こういう場面が時々起こる。不思議な事である。

ゆったりしている間に ドラックストアまで買い物に走った。
その間におやつが済んでいたようだ。

買い物に出るとき 入所者のご家族とご一緒した。
その方 少しうつ気味で 面会に来る時も大変な様子だ。
それでも 施設に着けば安心できる空間なのだという。
「いつも どうしてそんなに明るく元気なのですか?」と聞かれた。
どうも他人さまがみると いつも明るく元気に見えるらしい。
実際は 家を出る時気が重くて 歩き出して引き返したくなる日もあるし マイナス方向ばかりに考えてしまう時もある。
ただ 私は精神的に病んで居ないから 動いているうちに吹っ切れるのだと思う。私のマイナス思考は 歩く事や忙しく動く事で解消されていくように感じる。
そんなことをお話して 
「辛い時もありますよ。みんな大なり小なりそういう気分になるのが普通なのだと思います。でも 行動に支障が出るなら1度病院に通院してみると良いとお聞きしました。介護仲間に そういう方がおいでですよ」と伝えた。
辛い時もあるとお話したら 涙ぐんでいらした。
感受性が 一際敏感なのだと感じたりもした。

介護者は 気がつかないうちに鬱状態に入ってしまうことがある。
そのために気分転換が大切なのだと聞いている。

ドラックストアの前でお別れして 買い物を済ませて施設に戻った。
水分其の儘だと飲みにくくなっている方もいるので アイスを買ったので
おやつは済んだけれど おまけのおやつにして頂き 更におやつ。
風邪予防には 水分補給も大事だから…。
食事をあまり召し上がらなかった方も 口当たりがよく喉越しの良い物は喜んで 召し上がれた。

母は…。
相変わらず 違うフロアの方に話しかけられて ニコニコ笑顔に戻っていた。
お話が交わる事はないのだけれど 相手を思ってくれていることだけは伝わるようで ふたりでニコニコしていた。

最初に 母の部屋に入ってきた時「どなたですか?」と聞いた。
あの言葉も その方と逢う事がなかったら 口にしなかっただろう。
毎日 同じメンバーと過ごす事は安心できるのだろうけれど 違う方との出会いは 結構 良いのかなと思ったりもした。
ただ 慣れるまで誰かが仲介し 安心できる人だと受け止めるまでは そばの見守りが必要だとは感じている。

夕暮れ時となり 母も落ち着いているので 夕食後痛み止めの薬を服用願いを伝えて そうっと施設を後にした。


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