母のタイムスリップ日記
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2008年01月11日(金) あ〜っ 改正介護保険!!!


のんびりとしたお正月気分も 薄れて 用事が徐々に入ってきて 母だけの事を考えた日が遠くになって行く。

今年こそは…と密かに願っている事があるが どうなるだろうか?
まだ 始まったばかりなのに 情けない事である。

今日は 介護仲間2.3人に電話を掛けた。
その中の1人に 暫く 会に見えてない方がいた。

母と同じデイに通い 仕事を持って子育てなさったデイ仲間のご家族の所である。
母が認知症になっても祈る事を忘れずにいる事を我が事のように喜んで下さったご家族である。

今も在宅なので どうなさっているかが気がかりであったが 趣味もお持ちの方なので マイペースで過ごされてお出でだろうとこちらから電話を差し上げる事もせずにいた。
それに 時折 はがきを下さるので心配ないだろうと思っていた。
今日は ちょっとしたお誘いがあったので電話をしてみたのだった。

電話の向こうで「今日当たり お便りが届くと思います。お母様とお正月を迎えられて良かったですねという事を書いたのですが…」と話されていた。

「お母様 お元気ですか?」と伺うと「元気ですよ」との事でホッとした。
だが 次の言葉に絶句し お詫びするしかなかった。

「介護者の会に行こうかなと思うのですが ヘルパー利用の時間に制限があって 会に出かけると時間オーバーしてしまうので無理なのです。会に出向ける人は まだ 恵まれているなと思います」と言われた。
詳しくは 省略するが ヘルパーさんが入って 何もする事のない時間は避けて欲しい。そういう事例を作ると 役所から怒られるのです」とケアマネから言われたらしい。
「介護保険の限度枠は いっぱい残っているのですけれどね」と言われる。
ショート利用は 可哀想で利用しないと決めているのだそうだ。
が 唯一のお出かけのデイサービスも「いらしても寝てばかりですので…お疲れかと思うのです」とやんわりやめて欲しいと言われたそうで デイも通いもなくなったという。

出かける用もなくなると筋力の低下は免れなくて 室内歩行でリハビリの日々だそうだ。

ご家族の兄弟が役所に問い合わせたら「そういう事情ならヘルパーさんの延長は止むを得ないですね」といわれたそうだ。

しかし ヘルパーさんの延長は まだ 出来てないそうだ。
「役所では なんと言ってましたか?」とケアマネから聞かれて そのことも伝えて有るそうだ。
それでも まだ そのままと言う。

実は 昨日 介護者のネットワークの仲間からメールが入って 介護保険の事で困っている事例があったら 知らせてほしいという事だった。
その時点では そういう事は知らず 何とかできていると答えたばかりだった。

会に来られない方が どうなっているかが 俄然気になってきた。
そして なぜ どうなっているかと聞いて差し上げなかったかと申し訳ない気持ちになった。
会に見えている方には 皆であれこれと知恵を絞って伝えて来ていたのだが…。

介護保険改正で 事業所のおへそが利用者より役所に向き始めては居ないのだろうか?
役所の介護保険担当者は 外に向けては 結構理解を示していると聞いているが 現実には 認可取り消しのお札をちらつかせていないのだろうか?

まだ 直接お話を伺っていないので 地域包括や事業所や役所に出向いてお話を伺わなくてはだなぁ〜。

素人ながら 何か良いアイデアはないかとつらつら考えてみた。
例えば デイもショートも利用せずにいる人に対しては ヘルパー派遣の時間延長を認めてあげるとか 個々の介護の仕方にあうサービス提供形態が取れないだろうか?

デイもない状態の介護者の買い物や息抜きは どうなっているだろう?
介護者を追い込む事で 介護者の健康を損ねて 結局は病に倒れたら 次の世代での介護保険利用が早まるのではないのか?

厚生労働省では 世代の生活時間的ずれを鑑み ヘルパー派遣の延長は全面禁止と言う体制はとっていないとうのだ。
きちんとした理由が有れば 同居家族がいても認めるということだ。

利用者の所に降りてくるどの過程で 曲がってしまったのだろう?

母の所に出ようとしたら 電話が入った。
介護者の会が所属する団体のフェステバルの実行委員長からで あれこれ挨拶。今年 何か取り組まないのかと聞かれた。
考えている事は 沢山有るけれど それを形にするのには 時間が必要で何が一番ベストかを考えきれて居ないと伝えた。
もう少し 介護仲間と話し合って 方向性を探らなければならないみたいだなぁ〜。

「一番の気がかりは 就労者の介護についてなんだけれど…」と伝えると その方の周辺にも 該当する方が居られて「介護を終えて 就労してなかったので 親の年金がなくなったら 一人での生活が成り立たなくなって 泣く泣く 子供さんの所に引き取られていかれたのよ。60歳代でこんなことが起きているのよ。」と話された。
そういう事だろうと思う。
きっと これから増える筈である。

子供さんが居られたから まだいいけれど そうでなかったら…と思う。

そんなこんなで 新年気分もすっ飛んでしまったのだった。

母の所に出向くと 母はニコニコ笑顔で気分良さそうだった。
我が家で過ごした後の後遺症は あまり強くはないように感じた。
実際どうだったのかは 伺っていないので判らないけれど…。

施設で母を介助しながら 広いとは言えない施設でも 我が家の空間よりはゆとりがあるなぁ〜と感じた。
介助が やっぱり楽である。広さって 必要だなとつくづく感じた。

いつもの如く トイレ誘導したり 髪を梳かしたり 水分補給したりで過ごした。
入所者に 子供連れの面会があって その交流ぶりに入所者のみんなの表情がにこやかだった。
子供の笑い声が響きわたり 難しい表情の方もなく 穏やかな雰囲気となっていた。

暗くなる前に そうっと施設を後にした。


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